CD&DLでーた

CD＆DLでーた

『CD＆DLでーた』は、日本のKADOKAWAが発行していた音楽総合情報雑誌であり、特にJ-POPシーンに焦点を当てていました。ブランド名はエンターブレインです。雑誌は1986年12月に角川書店から『CDでーた』として初めて発刊され、2010年には『CD＆DLでーた』へと名称を変更しました。2007年からは発行元が頻繁に変わり、最終的にはKADOKAWAが責任を持つことになりました。残念ながら、2016年の9月号をもって定期的な刊行を終了しましたが、2018年には復刊版として『CDでーた2018 上』が発行されました。

概要

この雑誌では、国内外の音楽に関する様々な話題を取り上げており、新譜情報やライブ・イベント情報、さらにはアーティストへのインタビューなど多岐にわたります。また、洋楽の情報も扱っており、デビュー前後のアーティストに注目する特集も行われていました。さらに「DLでーた」という綴じ込み別冊も存在し、深い音楽情報を提供していました。

発売日と発刊間隔

『CDでーた』は当初、隔週刊として発行されていましたが、2004年7月号からは大規模なリニューアルを経て月刊誌として生まれ変わりました。その後、発売日は隔週発行の段階で毎月5日と20日に設定され、月刊誌に移行した後は毎月14日でした。2011年7月に400号を迎えた際、偶数月の隔月刊に変更され、2016年まで刊行が続きました。最終号は2016年9月14日に発行された2016年9-10月号で、表紙にはAcid Black Cherry|Acid_Black_Cherryが飾りました。復刊後は、年に2〜3回の刊行ペースで新たに情報を提供しています。

レギュラーコーナー

雑誌内では、さまざまなレギュラーコーナーが設けられており、特に注目されるのが「FRONT」で、表紙を飾ったアーティストの特集が組まれています。また、「Prime Page」や「NEW DISC」といったコーナーでは、最新の音楽情報やリリース情報が豊富に紹介されており、アーティストからのメッセージも「MESSAGE BOX」で掲載されています。さらに、音楽関連のコラムも充実しており、L'Arc〜en〜Cielのtetsuyaによる「tetsu's PRESS」や、西川貴教による「荒ぶる!国家統一倶楽部Z」など、多彩な内容で読者を楽しませていました。

終わりに

『CD＆DLでーた』は、長きにわたって音楽シーンに貢献してきた雑誌として、多くの音楽ファンに支持されてきました。定期刊行は終了しても、復刊や不定期の号での発行は、今でもファンから期待されています。今後も日本の音楽文化に寄与し続けることを願うばかりです。

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