CITY (はっぴいえんどのアルバム)
『CITY / HAPPY END BEST ALBUM』は、1973年9月1日にリリースされた、はっぴいえんど初のベスト・アルバムです。
解説
ベルウッドからリリースされたスタジオ・アルバム最終作『HAPPY END』と、URCからリリースされた『はっぴいえんど』『風街ろまん』の2枚からも選曲された、グループの歴史を概観できる内容となっています。再編によるラスト・ライヴ『CITY-Last Time Around』開催のタイミングに合わせて発売されました。また、アルバムと同じく矢吹申彦によるイラストレーションをカバーに使用したソング・ブックも、新興楽譜出版から発売されました。
「はいからはくち」は、「12月の雨の日」とともにシングルとしてのリリースを予定してレコーディングされたものの、未発表となっていたテイクが収録されています。このテイクには小坂忠がコーラスで参加しています。後に再レコーディングされ、シングル「12月の雨の日 / はいからはくち」のカップリングとして発売されたものとは異なり、モビー・グレープの作品を下敷きにした共通のリズム・アレンジによるシャッフル・スタイルの作品です。細野晴臣は後に「僕らが一番得意だった。松本が生き生きしている。このシャッフルは松本とモビー・グレープ以外に出来ない」と語っており、このスタイルは大瀧詠一のファースト・ソロ・アルバム『大瀧詠一』収録曲「ウララカ」に受け継がれていきました。一方、『風街ろまん』ではストレートなロック・ヴァージョンに変化しています。このようなアレンジの変更は、はっぴいえんどではしばしば行われ、『CITY-Last Time Around』のステージで披露された作品のいくつかもアレンジが変更されています。「12月の雨の日」はファースト・アルバム『はっぴいえんど』に収録されているオリジナル・アルバム・ヴァージョンです。「かくれんぼ」は、ファースト・アルバム『はっぴいえんど』収録曲の、1971年の中津川フォークジャンボリーでのライヴ・ヴァージョンで、本作で初めて公開されました。
アートワーク
ジャケットはゲートフォールド仕様となっています。内側のメンバーの写真は、アルバム『HAPPY END』のレコーディングに同行した雑誌『ヤングギター』編集長の山本隆士が、レコーディングの合間に滞在先のロサンゼルスで撮影したものです。
収録曲
SIDE 1
1. はいからはくち
作詞：松本隆、作曲：大瀧詠一
2. 風をあつめて
作詞：松本隆、作曲：細野晴臣
3. 抱きしめたい
作詞：松本隆、作曲：大瀧詠一
4. 12月の雨の日
作詞：松本隆、作曲：大瀧詠一
5. 氷雨月のスケッチ
作詞：松本隆、作曲：鈴木茂
6. 風来坊
作詞・作曲：細野晴臣
SIDE 2
1. 花いちもんめ
作詞：松本隆、作曲：鈴木茂
2. 夏なんです
作詞：松本隆、作曲：細野晴臣
3. 飛べない空
作詞・作曲：細野晴臣
4. 春よ来い
作詞：松本隆、作曲：大瀧詠一
5. さよなら通り3番地
作詞：松本隆、作曲：鈴木茂
6. かくれんぼ
作詞：松本隆、作曲：大瀧詠一
Bellwood 40th Anniversary Collection
2012年には、ベルウッド・レコードの元プロデューサーである三浦光紀の監修のもと、“Bellwood 40th Anniversary Collection”として通常プラケース仕様（全40タイトル）で再リリースされました。また、“Bellwood 40th Anniversary Collection 40周年特別企画 紙ジャケコレクション”（全11タイトル）としても、HRカッティングによる完全限定プレス盤でリリースされました。
収録曲
1. はいからはくち – (2:38)
2. 風をあつめて – (4:07)
3. 抱きしめたい – (3:35)
4. 12月の雨の日 – (3:30)
5. 氷雨月のスケッチ – (3:08)
6. 風来坊 – (3:34)
7. 花いちもんめ – (4:01)
8. 夏なんです – (3:15)
9. 飛べない空 – (2:50)
10. 春よ来い – (4:21)
11. さよなら通り3番地 – (3:16)
12. かくれんぼ – (6:10)
解説
ベルウッドからリリースされたスタジオ・アルバム最終作『HAPPY END』と、URCからリリースされた『はっぴいえんど』『風街ろまん』の2枚からも選曲された、グループの歴史を概観できる内容となっています。再編によるラスト・ライヴ『CITY-Last Time Around』開催のタイミングに合わせて発売されました。また、アルバムと同じく矢吹申彦によるイラストレーションをカバーに使用したソング・ブックも、新興楽譜出版から発売されました。
「はいからはくち」は、「12月の雨の日」とともにシングルとしてのリリースを予定してレコーディングされたものの、未発表となっていたテイクが収録されています。このテイクには小坂忠がコーラスで参加しています。後に再レコーディングされ、シングル「12月の雨の日 / はいからはくち」のカップリングとして発売されたものとは異なり、モビー・グレープの作品を下敷きにした共通のリズム・アレンジによるシャッフル・スタイルの作品です。細野晴臣は後に「僕らが一番得意だった。松本が生き生きしている。このシャッフルは松本とモビー・グレープ以外に出来ない」と語っており、このスタイルは大瀧詠一のファースト・ソロ・アルバム『大瀧詠一』収録曲「ウララカ」に受け継がれていきました。一方、『風街ろまん』ではストレートなロック・ヴァージョンに変化しています。このようなアレンジの変更は、はっぴいえんどではしばしば行われ、『CITY-Last Time Around』のステージで披露された作品のいくつかもアレンジが変更されています。「12月の雨の日」はファースト・アルバム『はっぴいえんど』に収録されているオリジナル・アルバム・ヴァージョンです。「かくれんぼ」は、ファースト・アルバム『はっぴいえんど』収録曲の、1971年の中津川フォークジャンボリーでのライヴ・ヴァージョンで、本作で初めて公開されました。
アートワーク
ジャケットはゲートフォールド仕様となっています。内側のメンバーの写真は、アルバム『HAPPY END』のレコーディングに同行した雑誌『ヤングギター』編集長の山本隆士が、レコーディングの合間に滞在先のロサンゼルスで撮影したものです。
収録曲
SIDE 1
1. はいからはくち
作詞：松本隆、作曲：大瀧詠一
2. 風をあつめて
作詞：松本隆、作曲：細野晴臣
3. 抱きしめたい
作詞：松本隆、作曲：大瀧詠一
4. 12月の雨の日
作詞：松本隆、作曲：大瀧詠一
5. 氷雨月のスケッチ
作詞：松本隆、作曲：鈴木茂
6. 風来坊
作詞・作曲：細野晴臣
SIDE 2
1. 花いちもんめ
作詞：松本隆、作曲：鈴木茂
2. 夏なんです
作詞：松本隆、作曲：細野晴臣
3. 飛べない空
作詞・作曲：細野晴臣
4. 春よ来い
作詞：松本隆、作曲：大瀧詠一
5. さよなら通り3番地
作詞：松本隆、作曲：鈴木茂
6. かくれんぼ
作詞：松本隆、作曲：大瀧詠一
Bellwood 40th Anniversary Collection
2012年には、ベルウッド・レコードの元プロデューサーである三浦光紀の監修のもと、“Bellwood 40th Anniversary Collection”として通常プラケース仕様（全40タイトル）で再リリースされました。また、“Bellwood 40th Anniversary Collection 40周年特別企画 紙ジャケコレクション”（全11タイトル）としても、HRカッティングによる完全限定プレス盤でリリースされました。
収録曲
1. はいからはくち – (2:38)
2. 風をあつめて – (4:07)
3. 抱きしめたい – (3:35)
4. 12月の雨の日 – (3:30)
5. 氷雨月のスケッチ – (3:08)
6. 風来坊 – (3:34)
7. 花いちもんめ – (4:01)
8. 夏なんです – (3:15)
9. 飛べない空 – (2:50)
10. 春よ来い – (4:21)
11. さよなら通り3番地 – (3:16)
12. かくれんぼ – (6:10)
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