COLORLESS

shela - COLORLESS (2001)

shelaのデビューアルバム『COLORLESS』は、2001年5月9日にavex traxからリリースされました。アルバムタイトルは英語で「無色」を意味し、これは彼女がこれまで発表してきたシングル曲群、特に「White」「RED」「purple」「orange」「sepia」といった「色」をテーマにした楽曲群を集大成した作品であることを示唆しています。

このアルバムは、shelaにとって初のアルバム作品でありながら、オリコンデイリーチャートで7日連続1位、ウィークリーチャートでも1位を獲得するという華々しい成功を収めました。2週目には小田和正のアルバムに僅差で敗れましたが、その人気ぶりを証明しました。

アルバムには、ボーナストラックを除く全13曲中9曲がシングル曲として既に発表されていた楽曲で、アルバムに初めて収録されたのは4曲のみです。しかし、その完成度の高さから、ファンからの支持は非常に厚く、shelaの代表作の一つとして広く認知されています。

アルバムの最後に収録されている「True & Blue (1997〜1999)」の後には、意図的に無音の時間が設けられており、その後「friends」のオーケストラバージョンに繋がるという仕掛けが施されています。このオーケストラバージョンは、当初曲名が記載されていませんでしたが、2005年に発売されたベストアルバム「COLORS single collection vol.1」に「〜an overture〜 「friends」」として正式に収録されました。

初回限定版には、特典としてボールペンが封入されており、グリーン、ピンク、イエロー、ブルーの4色のうちいずれか1色がランダムで同梱されていました。これらの4色は、当時まだシングルのタイトルとして使用されていなかった色であり、後の2001年11月28日に「pink」がシングルとしてリリースされました。

収録曲

1. feel
作詞：ショーコ(speena) / 作曲：カナコ(speena) / 編曲：木村玲
フジテレビ系ドラマ「女子アナ。」主題歌
2. sepia
作詞・作曲：周防彰悟 / 編曲：T2ya
アプラスCMソング
3. 19RED
作詞：shela / 作曲・編曲：T2ya
フジテレビ系「HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP」エンディングテーマ
4. Love Again 〜永遠の世界〜
作詞・作曲・編曲：T2ya
TBS系ドラマ「君が教えてくれたこと」主題歌
5. Every time
作詞：shela / 作曲・編曲：T2ya
6. friends
作詞：shela / 作曲：周防彰悟 / 編曲：T2ya
7. Heart goes on...
作詞：安田尊行 / 作曲：畠光洋 / 編曲：Haya10
8. ever
作詞：T2ya / 作曲：新堂敦士 / 編曲：明石昌夫
9. Purple Pain
作詞・作曲・編曲：T2ya
10. 君のいない場所はどこも嫌いだよ
作詞：shela / 作曲：安田尊行 / 編曲：Haya10・鈴木大輔
11. if
作詞：T2ya / 作曲：安田尊行 / 編曲：T2ya
12. White Destiny
作詞・作曲・編曲：T2ya
13. True & Blue (1997〜1999)
作詞・作曲・編曲：T2ya
大王製紙「エリス さらさらシルク ウルトラガード」CMソング
14. 〜an overture〜 「friends」

参加ミュージシャン

村山達哉：Strings Arrangement（#1 - #4、#6、#13）
増崎孝司：Guitar（#1 - #7、#9 - #11）
林部直樹：Guitar（#12、#13）
鈴木英俊：Guitar（#8）
種子田健：Bass（#2 - #6、#9、#10）
松原秀樹：Bass（#7、#11）
荻原メッケン基文：Bass（#1）
江口信夫：Drums（#1、#2）
乙部ヒロ：Drums（#6）
佐々木久美：Chorus（#4、#6、#8、#11、#13）
松田真人：E.Piano（#6、#7）
三沢またろう：Percussion（#1）
元井信：Violin（#11）
T2ya：Programming（#2 - #6、#9、#11 - #13）
Haya10：Programming（#7、#10）
木村玲：Programmimg（#1）
* 明石昌夫：Programming（#8）


Discography: shela Official Web Site - ウェイバックマシン（2005年5月7日アーカイブ分）

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