COMICペンギンクラブ

COMICペンギンクラブは、辰巳出版から発行されている月刊の成人向け[[漫画]]雑誌です。

概要

1986年に創刊された本誌は、B5判の中綴じ形式でスタートしました。数ある成人向け[[漫画]]雑誌の中でも、特に長い歴史を誇り、昭和時代に創刊され、平成時代を生き残った数少ない雑誌の一つです。

2006年10月号までは、編集業務を外部の編集プロダクション「コミックハウス」に委託していました。しかし、同年11月号から自社内編集に切り替わり、このリニューアルを機に、多くの作家が茜新社から創刊されたコミックハウス編集の『COMIC SIGMA』に移籍しました。

2012年6月30日発売の8月号からは、発行元が親会社の辰巳出版から子会社の富士美出版に変更されました。姉妹誌も同様に、同年6月発売分から富士美出版からの発行となっています。さらに、2019年4月30日発売の6月号からは、発行元が同じく辰巳出版の子会社であるスコラマガジンへと変更されました。

2019年6月28日発売の8月号では、リニューアルが行われ、中綴じから平綴じに変更され、ページ数が増加しました。それに伴い、書店販売も開始され、定価も390円（税別）から900円（税別）へと大幅に引き上げられました。

2021年8月、辰巳出版がスコラマガジンを吸収合併したことにより、8月30日発売の10月号から発行元が9年3ヶ月ぶりに辰巳出版に戻りました。

2022年8月30日発売の10月号では、3年ぶりとなる再度の大規模リニューアルを実施し、表紙デザイン、誌名ロゴ、作家陣が一新されました。以前の作家陣は、同月に創刊されたティーアイネットの「COMIC 艶姫」に移籍しました。この際、前号まで編集を担当していた人物が退社し、ティーアイネットに入社して「COMIC 艶姫」の編集を担当しましたが、「COMIC 艶姫」は4号で休刊しました。その後、後継誌として辰巳出版から「COMIC桃姫DEEPEST」が2023年1月16日にペンギンクラブの増刊として刊行開始されました。

2023年春には、辰巳出版の成年向けコミック編集部の体制が一新・再構築されました。同年4月28日発売の6月号では、「COMIC桃姫DEEPEST」の作家陣が合流し、パワーアップした3度目のリニューアルが公式サイト上で発表されました。これに伴い、「COMIC桃姫DEEPEST」は一時休刊となりました。予定通り、同年4月28日発売の6月号でリニューアルが行われ、100ページの大増量で、ページ数は過去最高の476ページとなりました。また、誌名ロゴも2022年9月号以前のロゴに戻されました。

吉行ゆきの氏が成人向け[[漫画]]の書評コラムを寄稿しています。

現在の主な執筆作家

五十音順に掲載します。★マークは「COMIC桃姫DEEPEST」で執筆後、本誌に復帰した作家です。

朱音ミドリ ★
五十嵐唱乃 ★
一本杭 ★
ウザキユウ ★
鬼斬ゆにこーん ★
甲斐ひろゆき ★
Cuvie ★
神楽雄隆丸 ★
観音リツ
くりから
くまのとおる ★
胡桃屋ましみん ★
齋藤燕 ★
左倉かなを(旧:アーセナル) ★
じぇいく ★
J-2型極
志乃武丹英 ★
神宮小川
瀬奈陽太郎 ★
ゾンベル築地
村民c
大秦国王安敦 ★
タケイツカサ ★
たまきみさお ★
時浜次郎 ★
隣 ★
長い草 ★
西川康 ★
はく雲 ★
はまやらわん
本田直樹 ★
まるキ堂
村正みかど
Yan-Yam ★
吉田 ★
ほか

過去の執筆作家

あさぎ龍
幾夜大黒堂
上乃龍也
かんとり
澤野明
たぬきマソ
100円ロッカー
舞原マツゲ
宮社惣恭
LINDA

2022年10月号～2023年5月号の間に執筆・掲載された作家

葵奈太
麻倉下市
あほすたさん
あましょく
糸杉柾宏
尾野けぬじ
岸里さとし
きぃう
キャットプロテイン
草野紅壱
ケミガワ
紺ナリタ
Zummy
天馬ふぇみお
七鍵智志
早野りんた
ビッチ☆ゴイゴスター
星崎レオ
MARUTA
ミカリン
みなもと小定
むらさき朱
らーめん
ほか

アニメ化作品

いずれもアダルトアニメです。

休刊した姉妹誌

COMICペンギンクラブ山賊版
カイザーペンギン
ヤングペンギン
COMICペンギンセレブ

関連雑誌

COMICバズーカ
COMICバズーカDEEP
WEBバズーカ
COMIC桃姫

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