COMMUNICATION (八神純子のアルバム)

八神純子のアルバム『COMMUNICATION』

八神純子の8枚目のオリジナルアルバム『COMMUNICATION』は、1985年2月10日にリリースされました。本作は、ディスコメイトレコードからアルファ・ムーンへの移籍第1弾となる重要な一枚です。プロデュースを手掛けたのはジョン・スタンレーで、彼にとってもこのアルバムがプロデュース作品としての初めての試みとなります。

このアルバムには、先行シングル『チーター (CHEATER)』が収録されており、この曲はTBS系金曜ドラマ『許せない結婚』の挿入歌としても使用されるなど、発売時には注目を集めました。全体としては全10曲が収められ、オリコンチャートでは9位を記録したものの、その後のアルバムによるヒットチャート進出は果たせていません。

また、1994年と2012年にはCDとして再リリースされており、2012年の盤は特に注目されます。ワーナーミュージック・ジャパンからのリリースで、特別に制作された紙ジャケット仕様のCDが販売されました。この盤には、ボーナス・トラックとして新たに3曲が追加されています。

収録曲一覧

アルバム『COMMUNICATION』は、全体的にポップでキャッチーなメロディラインが特徴で、聴く者を引き込む魅力があります。以下は収録曲の一覧です：

A面

1. IMAGINATION
2. チーター (CHEATER)
3. COMMUNICATION
4. 1984 (西暦2000年に向けて)
5. MISS D.J.

B面

1. カシミヤのほほえみ
2. ジョハナスバーグ
3. どんな手段使っても
4. BELIEVING
5. REACHING OUT

ボーナス・トラック（2012年盤CD）

• - COMMUNICATION (Extended Club Mix)
• - COMMUNICATION (オリジナル・カラオケ)
• - チーター (CHEATER) (オリジナル・カラオケ)

特にアルバムタイトル曲である『COMMUNICATION』のリミックスバージョンは、同年3月にリリースされた12インチシングルに収録された他、B面曲の『REACHING OUT』も同様にシングルカットされています。

このアルバムは、八神純子の成長と音楽的な変化を感じることができる作品であり、聴くたびに新たな発見があることでしょう。彼女の唯一無二の歌声と魅力を享受できる『COMMUNICATION』は、音楽ファンにとっては必聴の一枚です。

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