COMPLEX BLUE -愛だけ哀しすぎて-

『COMPLEX BLUE -愛だけ哀しすぎて-』



このシングル『COMPLEX BLUE -愛だけ哀しすぎて-』は、1994年9月20日にTHE ALFEE|THE_ALFEEによってリリースされたもので、彼らの40枚目のシングルです。この楽曲はフジテレビのビデオサスペンスシリーズ『COMPLEX BLUE』の主題歌として使用され、多くのファンに印象を残しました。カップリングには、同曲の別バージョンが2曲、さらにインストゥルメンタルも収録されています。

当時、THE ALFEE|THE_ALFEEはプライベート・レーベル「Zeit」を設立した年であり、1997年までの間にリリースするすべての作品はこのレーベルから発表されました。この時期にあたり、彼らの音楽スタイルは進化し続け、新たな挑戦を続ける重要な時期でもありました。

この楽曲において特に注目すべきは、高見沢俊彦が演奏するギターです。彼は1960年代のレスポールを用い、ソロ部分ではサスティナーを搭載したギターを使用しています。高見沢はギターリストとしての才能を存分に発揮し、本楽曲の中で様々な音色を描き出しています。

収録曲



全曲の作詞・作曲は高見沢俊彦が手掛け、編曲もTHE ALFEE|THE_ALFEEによるものです。具体的な収録曲は以下の通りです：
  • - COMPLEX BLUE -愛だけ哀しすぎて-
  • - THEME OF ROMANCE (COMPLEX BLUE)
  • - THEME OF SOLITUDE (GUITAR SOLO)
  • - COMPLEX BLUE -愛だけ哀しすぎて- [オリジナル・カラオケ]

の4トラックが含まれています。シングルの品番はPCDA-00640で、税抜価格は971円です。

収録作品



このシングルは、いくつかのコンピレーションアルバムに収録されています。具体的には、以下の作品に収められています：

このように、音楽的な貢献が広く評価されていることが分かります。

制作背景



高見沢俊彦は、2002年に出版された『レス・ポール読本』のインタビューの中で、1990年代の初めに念願のヴィンテージ・レスポール（1959年製）を手に入れたことが、この楽曲のレコーディングに影響を与えたと語っています。もしこの記録が正しければ、曲が公式にリリースされるかなり前から当楽曲は完成していたことが示唆されています。

このシングルは、THE ALFEE|THE_ALFEEの活動の重要な一環として、彼らの音楽の進化と革新が感じられる作品です。ファンにとっては、思い出深い楽曲として愛され続けており、そのメロディや歌詞には多くの感情が込められています。

もう一度検索

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。