COWCOW

COWCOW（カウカウ）

COWCOWは吉本興業に所属する、大阪出身の男性漫才コンビです。1993年に結成され、メンバーは多田健二（ボケ担当）と善し（ツッコミ担当）の2人です。彼らは高校の同級生であり、大阪NSCの12期生として活動を開始しました。そもそも彼らのコンビ名は、COWCOWというハウスユニットに由来していて、当初は『横綱』という名前を使っていたこともありました。しかし、活動停止を発表したCOWCOWから名前を譲り受け、現在の名称に落ち着きました。

メンバーのプロフィール

• - 多田健二（ただ けんじ）: 1974年8月8日生まれ、大阪府枚方市出身。ボケ担当で、身長173cm、体重52kgです。
• - 善し（よし）: 本名は山田與志で、1974年10月19日生まれ。ツッコミとものまねを担当し、身長174cm、体重80kgです。

活動の歴史

COWCOWは、中学・高校時代に同級生としての友情を元にコンビを結成しました。高校時代には『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』の「お笑い甲子園」にも出場し、多くの観客を魅了しました。コンビの特徴は、主に漫才をベースとしているものの、コントやトークも得意としている点です。特に「カウチック・トーク」と呼ばれる定期ライブでは、彼らの持ち味が存分に発揮されています。

彼らは、さらにコミカルで独特なキャラクターを持ち、先輩芸人の東野幸治からはその才能について度々言及されています。多田は独自のギャグを持ち、善しも得意のものまねで観客を楽しませてきました。

彼らの持ちネタである「アタリマエ体操」は、日常的な行動を身体を使って表現するもので、CDやDVDとしてもリリースされています。特に「アタリマエ体操」は国内外で人気を得ており、インドネシア語バージョンも制作されました。

芸人としてのスタンス

COWCOWは、漫才以外にも様々なネタを披露しており、漫才の終わりには特有の「COWCOWポーズ」で締めるのが通例です。彼らはネタに対する姿勢が非常にストイックであり、後輩の芸人たちからもその努力が賞賛されています。例えば、小籔千豊は「彼らほど努力しているコンビは見たことがない」とコメントしました。また、ネタ作成に尽力する姿勢は多くの業界人から注目されています。

TV番組や映画、ラジオへの出演

COWCOWは、テレビ番組への出演もあり、レギュラーとして活躍する一方で、特別なイベントやライブでもその存在感を示しています。彼らは特に「ジャングルTV」や「嵐にしやがれ」などに出演した経験があり、ナインティナインとの親交が深いことで知られています。また、映画やCMへの出演も果たしており、さまざまなメディアでその才能を発揮しています。

受賞歴

COWCOWは、多数の賞を受賞しており、1993年に「素人名人会」で名人賞を、1999年にはNHK新人演芸大賞を受賞し、2015年には歌ネタ王決定戦で優勝しています。彼らの人柄や活動の幅広さは、今後もさらにファンを惹きつけることでしょう。

今もなお進化し続けるCOWCOWの今後の活躍に期待が寄せられています。

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