CR新世紀エヴァンゲリオン 〜最後のシ者〜

CR新世紀エヴァンゲリオン 〜最後のシ者〜 概要

『CR新世紀エヴァンゲリオン 〜最後のシ者〜』は、アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』をテーマにしたパチンコ機で、フィールズとビスティによって2009年に発売されました。もともとは2009年2月にリリース予定でしたが、検定の関係で4月に延期されました。この機種は、前年に登場した『CR新世紀エヴァンゲリオン 〜使徒、再び〜』の後継機として位置づけられています。

機種の特徴と構成

本機は、デジタルパチンコタイプであり、非常に人気が高く、販売台数は約237,000台に達しました。SANKYOは、この機種がシリーズの中で最高の売上を記録したと発表しています。

このパチンコ機の最大の特徴は、アニメの主要キャラクター「渚カヲル」を中心に構成された演出である点です。シリーズ伝統の「暴走モード」は本作でも引き続き搭載されており、初号機、弐号機、零号機の3つのモードがあります。また、前作における「レイ覚醒モード」は「カヲル覚醒モード」に変更されています。

ステージと演出

通常時の確変ステージは「チルドレンモード（渚カヲル編）」となり、内部的な確変の可能性がある新しいモードが導入されています。特に、TVアニメ第9話をテーマにした「特訓モード」が新たに加えられており、時短中やその後にカヲル編に移行することもあります。見た目においても、初号機のイメージを強く反映させた新しいデザインフレームが採用され、ユーザーの目を引きつけます。

また、保留玉は8個に設定されており、抽選結果はヘソと電チュー入賞で別々に保留されます。この設計により、プレイヤーは安定したゲーム性を求めることができるようになっています。

音楽と演出の進化

本機の大当たりラウンドでは、音楽も充実しており、「残酷な天使のテーゼ」や「Fly me to the moon」といった人気の楽曲が流れます。楽曲の選択は特定の条件によって決まるため、プレイの度に異なる体験が味わえる魅力もあります。特に、ラウンド中に歌詞の字幕が表示されるようになり、演出の楽しさが増しています。

ジョグダイヤルの導入

新たに導入されたジョグダイヤル機能は、特定の裏コマンドを駆使して演出を変更することができる面白い要素です。プレイヤーは特定の条件を満たすことで変動音を変えたり、過去の楽曲にアクセスすることも可能です。

役物とデザイン

役物に関しては、初号機が液晶画面を覆う形で設置される斬新なデザインが採用されています。特に注目すべきは、ATフィールドを模したランプが追加されており、マシン全体の演出が一層魅力的になっています。また、盤面右下にはセグタイマーやパトランプが配置され、視覚的にも楽しませてくれます。

まとめ

『CR新世紀エヴァンゲリオン 〜最後のシ者〜』は、各種の演出と音楽、視覚的要素が豊富に盛り込まれたパチンコ機です。これらの要素が組み合わさることで、プレイヤーに対するエンターテインメント性を高めており、パチンコファンにとっては魅力的な選択肢となっています。特に、アニメのストーリーを再現した演出や、キャラクターを活かしたシステムが支持され続けています。今後もこのシリーズの発展が期待されます。

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