CRASH (FIELD OF VIEWの曲)

CRASH

FIELD OF VIEW|FIELD_OF_VIEWの11thシングルとして1998年5月13日にリリースされた「CRASH」は、バンドの新たな一面を切り開いた楽曲として知られています。この楽曲は、元GARNET CROWのAZUKI七氏が作詞家として初めて手掛けた作品であり、彼女の独特な感性が光る歌詞が特徴です。

楽曲の背景

「CRASH」は、FIELD OF VIEW|FIELD_OF_VIEWにとって初のノンタイアップシングルであり、これまでタイアップに頼らずとも、彼らの音楽だけで勝負するという強い意志が感じられます。作曲は綿貫正顕氏、編曲は池田大介氏が担当し、FIELD OF VIEW|FIELD_OF_VIEWらしい爽やかさと疾走感、そしてどこか切ないメロディが融合した楽曲に仕上がっています。

PVは2番の歌詞が省略されたバージョンで、楽曲の持つスピード感と高揚感を凝縮した映像となっています。コーラスには宇徳敬子氏が参加しており、楽曲に深みと奥行きを与えています。

収録曲

1. CRASH
作詞：AZUKI七 / 作曲：綿貫正顕 / 編曲：池田大介
2. Dreaming always
作詞：浅岡雄也 / 作曲：浅岡雄也・小田孝 / 編曲：FIELD OF VIEW|FIELD_OF_VIEW・池田大介
3. CRASH（オリジナルカラオケ）

収録アルバム

「CRASH」は、以下のアルバムに収録されています。

LOVELY JUBBLY (#1)
FIELD OF VIEW|FIELD_OF_VIEW BEST 〜fifteen colours〜 (#1)
Memorial BEST 〜Gift of Melodies〜 (#1)
complete of FIELD OF VIEW|FIELD_OF_VIEW at the BEING studio (#1)
* FIELD OF VIEW|FIELD_OF_VIEW BEST HITS (#1)

特にベストアルバムには必ず収録されており、彼らの代表曲の一つとして認識されていることがわかります。

AZUKI七の作詞家デビュー

「CRASH」は、AZUKI七氏が作詞家としてデビューした作品であり、彼女の才能が初めて世に知られるきっかけとなりました。彼女は後にGARNET CROWのメンバーとして活躍し、数々のヒット曲を生み出しましたが、その原点がこの「CRASH」にあると言えるでしょう。

カップリング曲について

「Dreaming always」は、浅岡雄也氏が作詞・作曲を手掛けた楽曲で、FIELD OF VIEW|FIELD_OF_VIEWらしい爽やかなポップナンバーです。しかし、2020年5月時点では、カップリング曲はアルバム未収録となっています。

関連事項

FIELD OF VIEW|FIELD_OF_VIEWは、ビーイング（Being Inc.）に所属していたバンドであり、ビーイングサウンドと呼ばれる独特の音楽性が特徴です。彼らの楽曲は、90年代のJ-POPシーンを彩る数々のヒット曲を生み出しました。

「CRASH」は、FIELD OF VIEW|FIELD_OF_VIEWの音楽性を語る上で欠かせない一曲であり、AZUKI七氏の作詞家としての才能が開花した記念すべき作品です。ぜひ一度、聴いてみてください。

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