CUBEエンターテインメント

CUBEエンターテインメントの概要

CUBEエンターテインメントは、韓国に拠点を置く芸能プロダクションで、PENTAGONや(G)I-DLE、LIGHTSUMなどのアーティストが所属しています。設立は2008年で、韓国の芸能事務所の中でその規模は比較的大きく、2022年のデータでは韓国の芸能事務所ランキングで6位に位置しています。4大事務所には及ばないものの、数々の人気アーティストを輩出し、着実に成長している企業です。

沿革

CUBEはJYPエンターテインメントの元代表であるホン・スンソンによって設立され、その後すぐに初のアイドルグループとして、5人組のガールズグループ「4minute」が2009年にデビューしました。また、同年には6人組のボーイズグループ「BEAST」もデビューし、CUBEの名を広めるきっかけとなりました。2011年には、子会社として「A CUBEエンターテインメント」を設立し、7人組ガールズグループ「Apink」をデビューさせました。

2012年には、さらに「CUBE DC」レーベルを設立し、ボーイズグループ「BTOB」がデビューします。また、同年にはソウル市江南区にレコーディングスタジオ「Cube Studio」をオープンし、音楽制作だけでなく、カフェや練習室も併設されている点が特徴です。2013年にはサイダスHQがCUBEの株式を取得し、買収を完了しました。

その後も2020年に経営権がVT GMPに移り、代表者の交代が行われました。しかし、CUBEのアーティストの中から初めて理事に就任したBTOBのソ・ウングァンなどが企業の成長に寄与しています。最近では、2021年に6人組ガールズグループ「LIGHTSUM」がデビューし、さらなる活躍が期待されています。

所属アーティスト

CUBEエンターテインメントには現在も人気グループやアーティストが多く所属しています。また、過去には多数の練習生も在籍し、後に別のグループで活動するようになったケースもあります。たとえば、元4minuteのソユや、現在は他のグループで活動するユジュ（元GFRIEND）など多様なアーティストが育成されています。

主要な公演

CUBEでは、2011年に「UNITED CUBE CONCERT」という合同コンサートを開催し、世界4都市で行われたこのイベントはK-POP史上初の試みでした。以降も、定期的にこうした大規模なコンサートが行われ、CUBEアーティストの魅力を広めています。

子会社と関連事業

CUBEエンターテインメントは、関連企業や子会社も持ち、音楽の制作や著作権管理など多彩な事業を展開しています。特に、日本市場へのアプローチとして設立された「CUBE JAPAN」などは、日本におけるビジネスの拡大を図っています。

CUBEエンターテインメントは、ただの芸能事務所ではなく、韓国を代表する音楽レーベルとしての地位を確立しており、今後もその成長を続けることが期待されています。

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