CUEZERO

CUEZERO（キュー・ゼロ、本名：西田 光史（にしだ こうじ）、1976年5月14日 - ）は、日本のヒップホップMCとして知られています。彼はFUNKY GRAMMAR UNIT（F.G.U）の一員であり、東京都江戸川区出身です。名前の由来は、英語の「cue」（きっかけ）から来ています。2024年現在では、コージー冨田に影響を受け、「コージー西田」という名義でも活動しています。

来歴

CUEZEROは、1995年に小学校からの幼馴染であるKREVAと共に、ヒップホップユニット「BY PHAR THE DOPEST」を結成しました。インディーズでシングル2枚、アルバム1枚をリリースしましたが、ユニットとしての活動は休止し、その後ニューヨークへ単独で渡航しました。帰国後、ソロとしての音楽活動を開始します。

2000年には、アーティスト名をCUEからCUEZEROに改名。

2001年には、G.M-KAZと共にインディーズレーベル「RED ZONE」を設立し、独自の音楽活動を展開しました。

2006年9月には、「SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2006」で、BY PHAR THE DOPESTとして10年ぶりに活動を再開し、往年のファンを沸かせました。

2007年4月25日には、約3年ぶりとなるミニアルバム『バァァァック！』を、くレーベルからTSUTAYA限定でリリースしました。同日にはオフィシャルウェブサイトをオープンし、自身の誕生日である5月14日からはブログを開始しました。

2009年2月には、神輿ロッカーズ･くレーベルから卒業し、盟友KREVAとは別の道を歩むことになります。

2010年2月には、盟友であるDJ SHUHOが主催するイベントに、自身初となるDJとして参加し、新たな一面を見せました。

2012年12月12日には、自主レーベル「JAPANEZE ZERO ENTERTAINMENT」からアルバム『THE ASCENSION』を発売。音楽活動と並行して、桜木町の飲食店で店長としても働き、自身の作品制作や客演、FG NIGHTやDYNAMITEなどのイベントにも積極的に参加しました。

2014年7月31日には、傷害容疑で逮捕されるという出来事がありました。報道によると、同年6月18日に相模原駅ホームで私立大学4年の男子学生の頭部を殴打し、全治2週間の怪我を負わせたとされています。

現在は、横浜市を中心にクラブやレストランでMCやDJとして活動を続けており、その様子はCUEZERO本人のInstagramで閲覧できます。盟友KREVAとも親交は続いており、食事に出かける様子も確認できます。アンダーグラウンドシーンのラッパーたちとの交流も健在です。

ディスコグラフィー

CUEZEROは、インディーズとメジャーの両方で作品をリリースしています。数多くのシングル、アルバム、ミニアルバムを発表しており、客演も多数参加しています。以下に主なディスコグラフィーをまとめます。

インディーズ
シングル: ココカラ、イーゼ
アルバム: ZERO、THE ASCENSION
メジャー
シングル: トップホイッスル REMIX
アルバム: CUEZERO THE WORLD 秋の祭典、3分クッキング
* ミニアルバム: バァァァック！

客演

CUEZEROは、数多くのアーティストの作品に客演として参加しています。KICK THE CAN CREW、KREVA、RHYMESTER、LITTLEなど、日本のヒップホップシーンを代表するアーティストたちとの共演を果たしています。

現在も精力的に活動を続けるCUEZERO。今後の活躍にも注目です。

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