『CURVED MUSIC』(カーブド・ミュージック)は、作曲家・
久石譲氏が手がけたCMソングを集めたコンピレーション・
アルバムです。
1986年9月25日に
ポリドール・レコードからLP
レコード、カセット、CDの3形態で同時発売されました。その後、
1995年2月25日にCDのみで再発売されています。
2003年には、ユニバーサルミュージックから続編となる『CURVED MUSIC II 〜CM Tracks of JOE HISAISHI〜』が発売され、こちらも人気を博しました。
収録されている楽曲は、
久石譲氏がCMのために書き下ろしたもので、彼の音楽性の幅広さを感じることができます。シンセサイザーを多用したサウンドが特徴的で、当時の音楽シーンに大きな影響を与えました。
参加ミュージシャンには、
金子飛鳥(ヴァイオリン)、
渡辺等(チェロ)、
鈴木智文(エレクトリックギター)、ソウル透(ドラムス)、飯塚 hiromi(ボーカル)らが名を連ねています。彼らの演奏が、
久石譲氏の楽曲に深みと彩りを添えています。
主な参加ミュージシャン
Joe Hisaishi: FAIRLIGHT CMI IIX & III, PPG Wave 2.2, Prophet 5, DX-7, Mini Moog, Lindrums, TR-808, Voice
Synthesizer Operation: Yasuko Fukuoka
金子飛鳥: ヴァイオリン (「THE WINTER REQUIEM」)
渡辺等: チェロ (「WHITE SILENCE」「OUT OF TOWN」)
鈴木智文: エレクトリックギター (「ZTD」)
ソウル透: ドラムス (「THE WINTER REQUIEM」)
飯塚 hiromi: ボーカル (「OUT OF TOWN」)
アルバムはLPレコード盤とCD盤で収録曲が異なっています。久石譲の多彩な音楽性を堪能できる一枚であり、CM音楽の可能性を広げた作品として評価されています。
外部リンク
久石譲オフィシャルサイトによる紹介ページ
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CURVED MUSIC at the Wayback Machine
この
アルバムは、単なるCMソング集という枠を超え、
久石譲氏の音楽家としての才能を示す作品として、多くの音楽ファンに愛されています。彼の初期の作品群を知る上でも、重要な一枚と言えるでしょう。