『Cake Bash』の概要
『Cake Bash』は、
イギリスのインディーゲームスタジオHigh Tea Frogによって開発され、2020年10月15日にCoatsinkから発売されたパーティーゲームです。このゲームでは、プレイヤーは
洋菓子店で売られる
ケーキに変身し、他のプレイヤーと様々なミニゲームで競い合うことが目的です。競技を通じて獲得したコインを使って、
ケーキにトッピングを施し、最終的にはお客様に自分の
ケーキを購入してもらうことを目指します。
ゲームシステム
このゲームの対戦は最大4人のキャラクターで行われます。人間プレイヤーだけでなく、AIキャラクターを参加させることもできるため、幅広いプレイヤー層に対応しています。メインモードである「おいしくなぁれ!(Get Tasty)」では、4回連続で行われるミニゲームの対戦が特徴です。各ミニゲームが開始する前には、プレイヤーが投票して選ばれる2つのミニゲームがランダムに提示されます。これにより、プレイヤーの戦略や好みに応じた選択が可能です。
ミニゲームの最中には、他のプレイヤーに近接攻撃をしかけて気絶させることができ、さらにスリリングな要素を加えます。ミニゲームの終了後には、対戦の結果に応じてコインが各プレイヤーに配布されます。
また、各ミニゲームの合間に、獲得したコインを使ってトッピングを購入するフェーズがあります。ここでは、種類がランダムで安価なトッピングと、高価格で確実に手に入るトッピングがあり、プレイヤーは戦略を考えながらトッピングを選ぶ必要があります。全ミニゲームが終了することで、各プレイヤーのトッピングスコアが計算され、最終的な順位が決まります。
開発の背景
High Tea Frogは、
ユービーアイソフトから独立したクリエイターたちによって設立されたスタジオであり、『Cake Bash』はその最初のリリース作品です。開発メンバーは以前の
ユービーアイソフトでの経験があり、小さなチームで『Grow Home』などのゲームを製作していました。彼らは、その時期の優れたチームワークを踏まえ、独立して新たな挑戦を行う決断を下しました。
『Cake Bash』の制作にあたっては、すべてのプレイヤーが楽しめることを重要視しています。このコンセプトは、
1990年代の『マリオパーティ』シリーズや『ポケモンスタジアム』シリーズの影響を受けています。ゲームに不慣れな人でも楽しむことができ、たとえ負けても楽しい経験が得られるように設計されています。また、プレイヤーが練習を重ねることで、スキル向上の余地がある点も大きな魅力です。
まとめ
『Cake Bash』は、シンプルながらも深い競争要素を持つ楽しいパーティーゲームです。友人や家族と一緒にわいわい楽しむのにぴったりなゲーム体験が提供されています。コンピュータ対戦も可能なので、プレイ環境を選ばず、誰でも気軽に楽しむことができます。このゲームで、ぜひ一緒に
ケーキバトルを楽しみに行きましょう!