Chanter chanter chanter

岩崎良美の22枚目のオリジナル・アルバム『Chanter chanter chanter』（シャンテ・シャンテ・シャンテ）は、デビュー40周年を記念して2020年4月3日にリリースされました。

このアルバムは、岩崎良美自身の作詞によるオリジナル新曲「Chanter chanter chanter」と「SEA」を含む、多彩な楽曲で構成されています。その他、ジャズ、シャンソンのスタンダード・ナンバーのカバーも収録されており、彼女の音楽的な幅広さを堪能できる作品となっています。

収録曲は以下の通りです。

赤と黒 2020
Taking a chance on love
1940年発表のスタンダード・ナンバーのカバー。
残されし恋には
シャルル・トレネの楽曲のカバー。
Chanter chanter chanter
作詞：岩崎良美／作曲：椿本匡賜
オリジナル新曲。
Baby Love
『Weather Report』収録曲のセルフカバー。
City of stars
ミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』劇中歌のカバー。
オシャレにKiss me
15thシングルのセルフカバー。
SEA
作詞：岩崎良美／作曲：椿本匡賜
オリジナル新曲。
Nature Boy
ナット・キング・コールの楽曲のカバー。
La javanaise
* セルジュ・ゲンスブールの楽曲のカバー。


特に注目すべきは、オリジナル新曲「Chanter chanter chanter」と「SEA」でしょう。これらの楽曲では、岩崎良美自身が作詞を手掛けており、彼女の現在の心境や音楽に対する想いが込められているのかもしれません。また、「Baby Love」のセルフカバーは、往年のファンにとっては懐かしく、新たなファンにとっては新鮮に響くでしょう。

カバー曲の選曲も興味深く、「Taking a chance on love」のようなジャズのスタンダード・ナンバーから、「La javanaise」のようなシャンソンの名曲まで、幅広いジャンルを網羅しています。これらの楽曲を岩崎良美がどのように歌いこなしているのか、聴きどころ満載です。

40年のキャリアを経て、なおも新たな挑戦を続ける岩崎良美。このアルバムは、彼女の音楽的な成熟と、変わらぬ歌声の魅力を堪能できる一枚と言えるでしょう。

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