Cheek III

『Cheek Ⅲ』は、アン・ルイスが1984年12月5日にリリースしたカバーアルバムです。ビクターレコードより発売され、LP（SJX-30250）とCD（VDR-1063）の2形態で展開されました。

概要

『Cheek Ⅲ』は、″Cheek″ シリーズの3作目にあたる作品です。前作と同様に、全曲英語詞で歌われています。収録曲は、アン・ルイス自身が作詞作曲を手がけた「Karen」を除き、全てカバー曲で構成されています。

アン・ルイスは12～13歳の頃からカーペンターズを敬愛しており、カレン・カーペンターの逝去から1年ほど経過した時期に本作の企画が持ち上がったことから、カレンへの追悼の意を込めたアルバムにすることを決意。カーペンターズのバラード曲を中心に選曲が進められました。アルバムに収録された唯一のオリジナル曲「Karen」は、カレンのような歌手になりたいというアン・ルイス自身の想いが込められた楽曲です。

コーラスには、竹内まりやと安部恭弘を迎え、カーペンターズの楽曲により近いサウンドに仕上がりました。アン・ルイスは、レコーディング時、その完成度の高さに感動し、思わず鳥肌が立ったと語っています。編曲は、全曲羽田健太郎が担当しました。

収録曲

LP/CT (収録曲名は省略)

CD (収録曲名は省略)

参加ミュージシャン

Drums：島村英二
Bass：渡辺直樹
Keyboards：羽田健太郎
Guitar：矢島賢、北島健二
Percussion：ペッカー、斉藤ノヴ
Sax, Flute, Clarinet：ジェイク・コンセプション
Trombone：新井英二、平内保夫、岡田澄夫
Trumpet：数原晋、小林正弘、佐野健一
French Horn：沖田安宏、笠松長久
Harmonica：八木のぶお
Oboe：石橋雅一
Strings：篠崎グループ
Harp：山川恵子
Backing Vox：竹内まりや、安部恭弘、Linda、Time five

脚注

出典

*参考資料
アン・ルイス『CheekⅢ』（ライナーノーツ）JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント、2007年11月21日。VICL-62658。

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