Child prey

DIR EN GREY|DIR_EN_GREYのメジャー13枚目のシングルとしてリリースされた「Child prey」。同日に発売されたミニアルバム『six Ugly』と共に、バンドの音楽性を新たな方向へと導きました。

楽曲について

このシングルでは、ラウドロックやニューメタルの要素が色濃く反映され、楽曲全体を通して攻撃性が際立っています。それまでのDIR EN GREY|DIR_EN_GREYの音楽性とは一線を画し、新たなファン層を開拓するきっかけとなりました。しかし、テレビ出演はほとんどなく、プロモーション活動は限定的でした。

ボーカルのクレジットが「マイケルジャクサン」と表記されている点も、話題を呼びました。

収録曲について

1. Child prey
薫が作曲を手掛けたこの曲は、全英語詞で構成されています。歌詞は、京がプリプロ段階で歌った仮歌に合うように単語を当てはめていったと語っており、ストーリー性よりも音の響きを重視したアプローチがうかがえます。キャッチーなサビとコーラスが印象的なハードロックナンバーです。

2. 鬼眼-kigan- [LIVE]
3. Hydra [LIVE]
4. 羅刹国 [LIVE]

カップリングには、ライブ音源が収録されています。これらの楽曲は、大阪厚生年金会館で行われたライブから厳選されたもので、「羅刹国」はライブ用にアレンジされたバージョンが収録されています。ライブならではの熱量と臨場感が伝わる内容となっています。

その他

販売店によっては、ステッカーなどの特典が付属していました。これもファンにとっては嬉しいポイントでした。

「Child prey」は、DIR EN GREY|DIR_EN_GREYの音楽性の幅広さを示すとともに、常に新しい表現を追求する彼らの姿勢を象徴する作品と言えるでしょう。

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