Chime (大塚愛の曲)

大塚愛「Chime」：アニメ『フルーツバスケット』を彩る楽曲

「Chime」は、シンガー[[ソングライター]]大塚愛が2019年9月4日にリリースした26枚目のシングルです。前作「ドラセナ」から約1年ぶりのCDシングルとして発売されました。

アニメ『フルーツバスケット』との出会い

表題曲「Chime」は、テレビ東京などで放送された人気アニメ『フルーツバスケット』第2クールのオープニングテーマとして書き下ろされました。大塚愛がアニメの主題歌を担当するのは、「黒毛和牛上塩タン焼680円」「ドラセナ」に続いて3作目となります。

大塚愛は本楽曲について、次のように語っています。

もともとは4年ほど前に作っていた曲で、それをもとにしながら、歌詞の方向を、物語に合わせてなおしていきました。歌詞には、すべてが完璧でなくていいんだ、だから人は誰かと出会っていくんだ、という気持ちを込めています。

この言葉からもわかるように、「Chime」はアニメの世界観と深く結びついた楽曲であり、聴く人の心に寄り添うメッセージが込められています。

カップリング曲

シングルには、「Chime」の他に2曲のカップリング曲が収録されています。

1. kit palette: 『キットカット 毎日のナッツ&クランベリー』のテーマソングとして起用された楽曲。
2. XOX: 2014年にトミタ栞へ提供した楽曲「だめだめだ」を英語でセルフカバーしたバージョン。配信限定シングルには、「だめだめだ」の日本語セルフカバーが収録されています。

多様なリリース形態

「Chime」は、CDのみ、CD＋DVD、CD＋Blu-ray disc、ファンクラブ・mu-mo・会場限定盤の4種類でリリースされました。付属のDVDとBlu-rayには、ライブツアー『愛 am BEST, too tour 2019～イエス!ここが家ッス!～』のZepp DiverCity公演の模様や、「Chime」のミュージックビデオが収録されています。ファンクラブ・mu-mo・会場限定盤は豪華BOX仕様で、A4サイズのツアーフォトカード集が同梱されています。

AmPmによるリミックス

2020年10月7日には、音楽ユニット・AmPmによるリミックスがデジタルシングルとして発売されました。AmPmは、このリミックスについて次のようにコメントしています。

Remixについては、色んな楽曲を担当させていただきましたが、今回が一番難しいRemixでした。原曲の持つ疾走感、大塚さんの芯のある歌声…「いじるところあるかな？」「そもそも完成するかな？」と、いつになく試行錯誤して制作しました。TVアニメ「フルーツバスケット」1st season第2クールのOP曲として起用された楽曲ですが、今回のRemixでED曲のような感じに仕上げています。原曲が始まりのChimeだとしたら、このRemixは終わりのChime。ただ終わるだけじゃなくて、明日に繋がる終わりのChimeとして聴いてもらえると嬉しいです。

原曲の良さを活かしつつ、新たな魅力を引き出したAmPmのリミックスも必聴です。

「Chime」が収録されたアルバム

「Chime」は、以下のアルバムに収録されています。

『フルーツバスケット 1st season original sound collection』（2019年10月18日）
『LOVE IS BORN ～16th Anniversary 2019～ at 日比谷野外音楽堂 2019.09.08』（2020年1月15日）※ライブバージョン
『犬塚 愛 One on One Collaboration』（2021年2月3日）※AmPm Remix
『LOVE POP』（2021年12月8日）
『フルーツバスケット THEME SONG BEST』（2022年2月16日）
『LOVE POP TOUR 2022～もろこし振ったらもろ腰にきた！～』（2022年9月7日）※ライブバージョン

まとめ

「Chime」は、大塚愛の才能とアニメ『フルーツバスケット』の世界観が融合した、聴く人の心に深く響く楽曲です。カップリング曲やAmPmによるリミックスなど、様々な角度から楽しめるのも魅力です。ぜひ、一度聴いてみてください。

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