Choo Choo TRAIN (EXILEのシングル)

Choo Choo TRAIN (チュー チュー トレイン)

『Choo Choo TRAIN』は、EXILEが2003年11月6日にリリースした10枚目のシングルです。この曲は、前作『LET ME LUV U DOWN』から約4ヶ月ぶりのリリースとなり、4週連続リリースの第一弾にあたります。当楽曲は、HIROがかつて在籍していたグループZOOが1991年に発表した同名の曲をカバーしたもので、HIROにとっては自身によるセルフカバーでもあります。

2003年の夏に開催された音楽イベントa-nationでのパフォーマンスが注目を集め、その反響を受けてCD化が決定しました。ジャケット写真のプロデュースを手掛けたのはメンバーのMATSUで、彼のセンスが光る作品となっています。さらに、同年の大晦日には『NHK紅白歌合戦』に初出場し、多くの視聴者の心をつかみました。

次に、シングル内の収録内容についてご紹介します。主な収録曲には、リード曲の「Choo Choo TRAIN / TYPE-EX」があり、作詞はArisu Sato、作曲はKeizo Nakanishi、編曲はTakeshi Iwatoが担当しています。この曲は、テレビ朝日系のバラエティ番組『内村プロデュース』のエンディングテーマにも使用されていました。詳しくは、TYPE-OX版の「Choo Choo TRAIN」も収録されており、それぞれの編曲はKei Kawanoによるものです。また、インストゥルメンタル版も2曲収録されています。

アナログ盤のリリースも行われており、特に「Choo Choo TRAIN（MALAWI ROCKS Remix）」は、EMMAとTARO KAWAUCHIによって編曲されています。このリミックスは後にDVD『EXPV 3』の特典CDにも含まれており、一層の人気を集めました。

さらに、未収録アルバムや再録バージョンとしても「Choo Choo TRAIN」は様々なコンピレーションアルバムに収められています。『EXILE ENTERTAINMENT』『PERFECT BEST』『SINGLE BEST』『EXILE CATCHY BEST』『EXILE COVER』『EXILE BEST HITS -LOVE SIDE / SOUL SIDE-』『EXTREME BEST』など、多くの作品に名を連ねています。

また、この楽曲はバンダイナムコエンターテインメントの音楽ゲーム『太鼓の達人 ゴー! ゴー! 五代目』や、コナミデジタルエンタテインメントの『DanceDanceRevolution(2013)』にも収録されており、ゲーム音楽としても楽しむことができます。さらに加えて、2016年から放送されているソフトバンクモバイルのCMにも使用されており、EXILE TRIBEのメンバーである岩田剛典や関口メンディーの姿をバックに、この楽曲が流れるシーンは多くのファンに親しまれています。

このように、『Choo Choo TRAIN』はEXILEの音楽活動の中でも特に成功したシングルの一つであり、今なお多くのファンに愛され続けています。

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