CoCo (アイドルグループ)
CoCoは、1989年にフジテレビの番組『
パラダイスGoGo!!』内の「乙女塾」から生まれた5人組女性アイドルグループです。1992年に
瀬能あづさがグループを離れ、その後は4人で活動を続け、1994年に解散しました。
メンバー
宮前真樹(みやまえ まき) - 乙女塾1期メンバー
羽田惠理香(はねだ えりか) - 乙女塾1期メンバー
大野幹代(おおの みきよ) - 乙女塾1期メンバー
三浦理恵子(みうら りえこ) - 乙女塾2期メンバー
瀬能あづさ(せのう あづさ) - 乙女塾2期メンバー。1992年5月17日に脱退。
来歴
1989年9月、「EQUALロマンス」でデビューを飾りました。その後、「横浜Boy Style」まで11曲連続でオリコンベスト10入りを果たし、「夏の友達」から「Newsな未来」まで4曲連続でベスト3入りを達成するなど、高い人気を誇りました。
おニャン子クラブ解散後、「アイドル冬の時代」と言われた1990年代初頭において、CoCoは安定した人気を維持し、新曲のリリースやコンサートツアーを継続しました。各メンバーはソロCDデビューも果たし、グループと並行して活動しました。地上波でのレギュラー番組は少なかったものの、『パラダイスGoGo!!』や『週刊スタミナ天国』など、乙女塾全体の番組には出演していました。
1992年5月17日、中心メンバーであった瀬能あづさがソロ活動に専念するため脱退。新メンバーの補充計画もありましたが、最終的には実現せず、その後は4人体制で活動を続けました。解散は1994年4月12日に発表され、同年8月21日のコンサートを最後に解散しました。解散後も、各メンバーは芸能活動を継続しています。
解散後も、宮前・大野・三浦には親交があり、三浦と宮前はお互いのブログに度々写真を掲載しています。
2019年9月30日には「CoCo30周年を祝う会」が開催され、作詞家の及川眠子や宮前真樹が出演し、当時のエピソードを語りました。
エピソード
5人時代の衣装はメンバーの色が固定されておらず、ローテーションで色を変えることが多かった。しかし、「
ささやかな誘惑」の頃には、宮前(赤)、羽田(緑)、瀬能(青)、三浦(ピンク)、大野(黄)というイメージカラーが定着しつつありました。
グループにリーダーはいませんでしたが、宮前と羽田がリーダー的な役割を担っていました。コンサートの司会進行は主に2人が担当し、歌番組での代表コメントは羽田が、コンサートの段取り説明は宮前が行うことが多かった。
瀬能がテレビ出演時のセンターを務めることが多く、CDジャケットでも中央に写っていたため、「CoCoのエースは
瀬能あづさ」というイメージが広まりました。
コンサートでは、メンバーパート時のコールや声援が非常に大きく、後の「ヲタ芸」につながるような盛り上がりを見せました。
ディスコグラフィ
シングル
アルバム
出演
テレビ番組
ラジオ
CM
フジテレビ夏のキャンペーン
森永製菓「コラカオ」
ココストア
関連項目
ribbon
DoCo
伊集院光
斉藤一美