UVERworldの4枚目の
シングル「Colors of the Heart」は、
2006年5月17日にgr8!recordsからリリースされました。この楽曲は、TBS系アニメ『
BLOOD+』の3代目オープニングテーマとして起用され、
UVERworldの知名度をさらに高めるきっかけとなりました。
概要
「Colors of the Heart」は、初回生産限定盤と通常盤の2形態で発売されました。初回生産限定盤にはDVDと描き下ろしステッカーが付属しており、ファンにとっては貴重なアイテムとなっています。この
シングルは、
UVERworldにとって初の
オリコン初登場3位を獲得した作品であり、彼らの人気を不動のものとしました。また、これまで全ての
シングル・
アルバムのジャケットを飾ってきたキャラクター「UVERちゃん」は、本作をもって姿を消し、以降のCDジャケットはメンバーの写真が使用されるようになりました。
「Colors of the Heart」のリリース後、
UVERworldは『
ミュージックステーション』(
テレビ朝日系)や『
HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』(フジテレビ系)といった人気音楽番組に再び出演し、楽曲を披露しました。
シングルのキャッチコピーは「土6アニメ『
BLOOD+』新オープニングテーマ!」であり、アニメファンへのアピールも積極的に行われました。
楽曲解説
表題曲「Colors of the Heart」の原型は、
UVERworldが上京する以前から存在していました。楽曲制作は2005年頃から本格的に始まり、上京後の2004年11月末にはデモ音源が完成しました。歌詞の一節「願い続ける思いいつか色づく」は、TAKUYA∞が尊敬するバンド『tick』のMCであるReigo5から贈られた言葉であり、TAKUYA∞にとって非常に大切なメッセージとなっています。また、「Colors of the Heart」のラス
サビに入る前には、裏歌詞が収録されているという特徴もあります。
SORA
「SORA」は、カップリング曲として収録されています。
一人じゃないから
「一人じゃないから」は、故郷である
滋賀県に対するメンバー全員の上京時の想いを歌った楽曲です。TAKUYA∞が
ピアノ伴奏を担当しており、楽曲に温かみと深みを与えています。歌詞には、故郷を離れる寂しさや未来への希望が込められており、聴く人の心を揺さぶります。
「Colors of the Heart」は、
UVERworldの音楽キャリアにおいて重要なターニングポイントとなった作品であり、彼らの成長と進化を象徴する楽曲の一つと言えるでしょう。アニメ『
BLOOD+』との相乗効果もあり、幅広い層のファンを獲得し、
UVERworldの人気を確立しました。この
シングルをきっかけに、彼らは音楽シーンでの地位を確立し、数々のヒット曲を生み出していくことになります。