Comic Sonic

概要

「Comic Sonic」（コミック・ソニック）は、日本のロックバンドthe pillowsが2011年6月8日にリリースした33枚目のシングルです。前作「TABASCO DISCO」から約4ヶ月ぶりのリリースであり、2011年における2作目のシングルとなりました。このシングルは、初回生産限定盤と通常盤の2形態で発売され、初回生産限定盤には表題曲「Comic Sonic」のミュージックビデオが収録されたDVDが付属しています。

表題曲「Comic Sonic」

表題曲「Comic Sonic」は、テレビアニメ『SKET DANCE』のエンディングテーマとして使用されました。the pillowsがテレビアニメの主題歌を担当するのは、30枚目のシングル「Rodeo star mate」以来となります。この楽曲は「青春」をテーマにしており、制作にあたっては、山中さわおが『SKET DANCE』の単行本を読み込み、感情移入しながら作曲に取り組んだと語っています。そのため、これまでの楽曲とは異なる新しいタイプの歌詞になったとのことです。作詞・作曲は山中さわおが担当し、編曲はバンド自身が手掛けています。

カップリング曲

カップリングには「Good Bye Present」が収録されています。この曲は、BeeTVのドラマ『モテキ』のエンディングテーマとして使用されました。

チャート成績

「Comic Sonic」は、2011年6月20日付のオリコン週間シングルチャートで19位を獲得しました。初動売上は0.6万枚で、前作「TABASCO DISCO」から約0.1万枚減少しています。また、Billboard Japanの各種チャートでは、Billboard Hot 100で22位、Billboard Hot Singles Salesで20位、Billboard Hot Animationで2位を記録しました。さらに、音楽番組「COUNT DOWN TV|COUNT_DOWN_TV」では、2011年6月18日放送分で21位にランクインしました。

批評

hotexpressの山本純は、「Comic Sonic」を、近年のthe pillowsの楽曲とは異なるタイプの曲であり、音楽に出会った初期衝動のような雰囲気が感じられるバンドサウンドであると評しました。また、既存の楽曲に登場する「虹」というフレーズが使用されており、バンドの原点を意識した作品であると指摘しました。

CDジャーナルは、「パワフルなリズムとメロディが交錯するロックチューンであり、ポップでソリッドなギターサウンドが展開されている。ありきたりな構成に終始しないバランス感覚に、バンドの懐の深さが感じられる」と評価しました。さらに、カップリング曲「Good Bye Present」については、「ほろ苦い余韻が残るミディアムテンポの曲」と評しています。

収録曲

1. Comic Sonic [2:54]
テレビアニメ『SKET DANCE』エンディングテーマ

2. Good Bye Present [3:50]
BeeTV『モテキ』エンディングテーマ

外部リンク

* 公式サイトの商品紹介ページ

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