Complete of 大黒摩季 at the BEING studio

『complete of 大黒摩季 at the BEING studio』は、大黒摩季のベスト・アルバムです。オリジナル・アルバム『RHYTHM BLACK』のリリースからわずか1ヶ月後に発売されました。当時、大黒本人はこのアルバムを非公認としていました。

アルバムの特徴

リマスタリング: 全ての楽曲がリマスタリングされており、より高音質なサウンドで楽しむことができます。
スペシャルBOX仕様: CDケース中央のジャケットが確認できる特別なBOX仕様となっています。
ジャケット: シングル「永遠の夢に向かって」のジャケットがそのまま使用されています。
「Twisty Love」: 「愛と疑惑のサスペンス エンディングテーマ曲集」のみに収録されていた「Twisty Love」が、大黒摩季名義のアルバムに初めて収録されました。
「憂鬱(じょうねつ)は眠らない」: 1993年に織田哲郎とのコラボレーションで発売された「憂鬱(じょうねつ)は眠らない」も、大黒摩季名義のアルバムに初収録されています。
未発表音源: シングル「夏が来る」のスペイン語バージョン(spanish ver.)が未発表音源として収録されています。

売上と評価

「at the BEING studio」シリーズの中で、最も高い売上を記録しましたが、作詞・作曲のクレジットが表記されていません。

ライナーノーツについて

付属のライナーノーツには、大黒本人がテレビなどで話している内容と異なる箇所があり、同シリーズの織田哲郎版でも織田本人がライナーの不正確さを指摘しています。

再発盤

2012年9月26日には、価格を1680円に改めた再発盤が期間限定で発売されました。

ビーイングとの再契約後

2016年に大黒摩季がビーイングとの再契約を行い、改めてビーイングでの公式サイトが開設された際、かつては未掲載であった当該作がディスコグラフィー上に掲載されています。

このアルバムは、大黒摩季の初期の楽曲を網羅的に楽しめるだけでなく、未発表音源や初収録楽曲など、貴重な音源も収録されている点が魅力です。しかし、本人非公認であったという経緯や、ライナーノーツの不正確さなど、様々な背景を持つ作品でもあります。これらの点を理解した上で聴くと、より深く楽しめるかもしれません。

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