Cut 〜Early Songs Best Selection〜

Plastic Treeの『Cut 〜Early Songs Best Selection〜』は、2001年3月7日にワーナーミュージック・ジャパンから発売された初のベストアルバムです。

このアルバムは、メンバー自身が選曲したリテイクベスト盤という形で、初期のPlastic Treeの楽曲を新たな解釈で楽しむことができます。当時の最新シングルであった『プラネタリウム』を含む全13曲が収録されており、これらの楽曲は全てリマスタリングが施されています。

特に注目すべきは、『プラネタリウム』を除く12曲が新録されている点です。これにより、インディーズ時代からの楽曲も、より洗練されたサウンドで生まれ変わっています。ワーナーミュージック・ジャパン在籍時の楽曲だけでなく、インディーズ時代の楽曲も収録されているため、Plastic Treeの初期の音楽活動を網羅的に知ることができる貴重な一枚と言えるでしょう。

収録曲は以下の通りです。

1. サイコガーデン
作詞：竜太朗、作曲：Tadashi、編曲：Plastic Tree / 成田忍
インディーズ時代のアルバム『Strange fruits -奇妙な果実-』収録曲。
2. 絶望の丘
作詞：竜太朗、作曲：Tadashi、編曲：Plastic Tree / 成田忍
3rdシングル。TOKYO FM『RADIO MAGAZINE WHAT'S IN?』テーマソング。
3. エンゼルフィッシュ
作詞：竜太朗、作曲：Akira、編曲：Plastic Tree / 成田忍
5thシングル『Sink』カップリング曲。
4. まひるの月
作詞：竜太朗、作曲：Tadashi、編曲：Plastic Tree / 成田忍
1stアルバム『Hide and Seek』収録曲。
5. May Day
作詞：竜太朗、作曲：Tadashi、編曲：Plastic Tree / 成田忍
2ndアルバム『Puppet Show』収録曲。
6. ツメタイヒカリ
作詞：竜太朗、作曲：Tadashi、編曲：Plastic Tree / 成田忍
6thシングル。テレビ朝日系『神出鬼没!タケシムケン』2000年1-3月エンディングテーマ。
7. プラネタリウム
作詞：竜太朗、作曲：Tadashi、編曲：Plastic Tree / 成田忍
9thシングル。テレビ東京系『たけしの誰でもピカソ』エンディングテーマ。
8. エーテルノート
作詞：竜太朗、作曲：Tadashi、編曲：Plastic Tree / 成田忍
1stアルバム『Hide and Seek』収録曲。
9. 痛い青
作詞：竜太朗、作曲：Tadashi、編曲：Plastic Tree / 成田忍
1stアルバム『Hide and Seek』収録曲。
10. twice
作詞：竜太朗、作曲：Tadashi、編曲：Plastic Tree / 成田忍
インディーズ時代のアルバム『Strange fruits -奇妙な果実-』収録曲。
11. ぬけがら
作詞・作曲：竜太朗、編曲：Plastic Tree / 成田忍
3rdシングル『絶望の丘』カップリング曲。
12. 割れた窓
作詞：竜太朗、作曲：Tadashi、編曲：Plastic Tree / 成田忍
1stシングル。
13. クリーム
作詞：竜太朗、作曲：Tadashi、編曲：Plastic Tree / 成田忍
インディーズ時代のアルバム『Strange fruits -奇妙な果実-』収録曲。

これらの楽曲は、Plastic Treeの独特な世界観と、初期ならではの実験的なサウンドが融合したものであり、ファンにとっては必聴のアルバムと言えるでしょう。また、初めてPlastic Treeの音楽に触れる人にとっても、彼らの魅力を知るための良い入門編となるはずです。

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