アルバム『D-Trick』の概要
『D-Trick』(ディー トリック)は、
1992年9月2日に
浅倉大介によってリリースされたセカンドアルバムです。ファンハウスが発売元となっており、前作から約1年の間に新たな楽曲が収録されました。このアルバムは、
浅倉大介のソロ名義としては最高の11.3万枚の売り上げを記録し、オリコンでは最高6位という素晴らしい成績を収めました。
本作からは「
COSMIC RUNAWAY」が
シングルカットされ、これが
浅倉大介にとって初のトップ10ヒットとなりました。更に、
1995年2月1日には新しいジャケットデザインの再発盤がリリースされ、追って
2013年9月11日に
ソニー・ミュージックダイレクトからBlu-spec CD2仕様の版も登場しました。
アルバムの特徴とゲストボーカル
『D-Trick』には、特に注目すべき楽曲がいくつか収められています。その中でも、6曲目の「Rainbow In The Universe」は、テレビの報道・情報系番組のテーマ曲として広く使われました。具体的には、フジテレビの『
めざましテレビ』や
毎日放送の『レインボー』、
福島放送の『
KFBニュース』『ふくしまニュース1番街』など、様々なメディアで親しまれています。
また、10曲目の「Bridge Of Harmony」は、
テレビ東京の『
徳光和夫の情報スピリッツ』や『
週刊ポケモン放送局』で、それぞれオープニングテーマおよびエンディングテーマとして採用され、多くの視聴者に認知されることとなりました。
さらに、本作には
貴水博之がゲストボーカルとして参加しており、アルバム制作中に二人はユニットを結成しました。その結果、
1992年11月にはaccessとしてデビューを果たしています。このユニットは、その後も多くのヒットを生み出し、日本音楽界において重要な存在となりました。
収録曲
本アルバムにはさまざまな楽曲が収録されてきましたが、リスナーからの評価が高いものは季節やシチュエーションに合わせて愛され続けています。
『D-Trick』は、
浅倉大介の音楽的成長を示す作品であり、その後のキャリアにも大きな影響を与えました。多彩な音楽スタイルと魅力的な歌詞で構成されており、当時のリスナーにとって特別な一枚となったことは間違いありません。