『D.C.II Fall in Love 〜ダ・カーポII〜 フォーリンラブ』、通称『D.C.II F.L.』は、CIRCUSより2009年12月18日に発売された
アダルトゲームです。
本作は、『
D.C.II 〜ダ・カーポII〜』シリーズのファンディスクとして、2008年5月に発売された『D.C.II P.S.』で追加された新ヒロイン6人に焦点を当てています。
収録されている主なエピソードは以下の通りです。
あふた〜すと〜り〜ず
新ヒロイン6人の後日談を描いた物語です。各ヒロインとの恋が成就した後、それぞれの未来が描かれます。
エリカ編「主導権はやっぱりわたし!」
義之とエリカが恋人になって3年後、生徒会長選挙を舞台にした騒動が描かれます。
麻耶編「心はじけるとき」
文化祭を間近に控えた義之たちのクラスで、麻耶が伝説の企画を復活させようとします。
茜編「ちょっとだけ、おもいで」
義之、茜、杏、小恋の4人が温泉旅行へ出かけ、茜の妹との思い出を振り返ります。
まゆき編「Ready Go!」
恋人となったまゆきが陸上の競技会に向けて合宿に励む中、ライバルとの勝負に挑みます。
アイシア編「Tweeny Fairy」
義之とアイシアの交際から10ヶ月後、芳乃家で騒動が勃発します。
まひる編「ちいさな夏の大きな想い」
別れてしまったまひるのことを忘れられない義之が、彼女との再会を願います。
風見学園演劇部 〜秋公演〜
文化祭での演劇部による劇中劇を舞台にしたアナザーストーリー。
エリカ編「怪盗プリンセス・雪月花を狙え」
エリカが怪盗プリンセスとして暗躍する中、秘宝「雪月花」を巡る騒動に巻き込まれます。
麻耶編「その日、ロボットは夢を見た」
卒業後、天枷研究所で働く義之と麻耶が開発したロボットが引き起こす騒動を描きます。
茜編「朝焼け色の雪」
スキー旅行中に遭難した義之と茜が、雪山で古びた洋館に辿り着きます。
まゆき編「失恋タイムマシン」
恋人との喧嘩を無かったことにしようと、タイムマシンを求める義之が騒動を巻き起こします。
アルティメットバトル
秋風のアルティメットバトル!
「春風のアルティメットバトル」「薫風のアルティメットバトル」に続く、アルティメットプレストーリーズ三部作の最終章。文化祭を舞台に物語が展開されます。
恋のアルティメットバトル!
義之を巡るヒロインたちの争奪戦を描いた、本編の最終シナリオのアフターストーリー。
恋のアルティメットバトル延長戦! 〜in朝倉家〜
「恋のアルティメットバトル!」から2ヶ月後、朝倉家を舞台にした、音姫と由夢による義之争奪戦。
さらに、『D.C.II S.C.』に収録されていた「春風のアルティメットバトル」と「薫風のアルティメットバトル」も再収録されています。
本作は、ディレクター・シナリオを雨野智晴が担当。雨野氏によると、前作『D.C.II Spring Celebration』では初代ヒロインをフィーチャーしたため、本作では『D.C.II P.S.』以降に追加された新ヒロインを中心としたファンディスクを企画したとのことです。また、本作と同日に『D.C.II 〜ダ・カーポII〜 ご入学ご卒業セット』も発売されており、初回限定版には『D.C.II P.C.』、『D.C.II S.C.』も同梱されています。
スタッフ
ディレクター: 雨野智晴
シナリオ: 雨野智晴、たけうちこうた、望月JET、桑原文彦、日富美信吾、愛羽、ごとうしん、ほっしー
原画: たにはらなつき、みつまむ、
かゆらゆか、立羽、鷹乃ゆき
主題歌
グランドオープニングテーマ「Graduation from yesterday」
作詞・作曲:tororo、編曲:安瀬聖、歌:yozuca
「あふた〜すと〜り〜ず」オープニングテーマ「恋のローラーコースター」
作詞・作曲:yozuca、編曲:lotta、歌:
橋本みゆき
「風見学園演劇部 〜秋公演〜」オープニングテーマ「一緒にDO MY BEST!!」
作詞・作曲:rino、編曲:
河合英嗣、歌:朝倉音姫(ひなき藍)、朝倉由夢(きのみ聖)、月島小恋(立花あや)
「アルティメットバトル」オープニングテーマ「Love Motion」
作詞・作曲:rino、編曲:
河合英嗣、歌:
美郷あき
グランドエンディングテーマ「桜風」
作詞・作曲:rino、編曲:
大久保薫、歌:
CooRie
デモムービーソング「ダ・カーポII 〜あさきゆめみし君と〜 Xmas Ver.」
作詞・作曲:tororo、歌:yozuca
関連CD
D.C.II Fall in Love 〜ダ・カーポII〜 フォーリンラブ ボーカルミニアルバム (
2010年1月27日発売)
外部リンク
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D.C.II Fall in Love 〜ダ・カーポII〜 フォーリンラブ
本作は、新ヒロインたちの魅力を余すところなく描いたファン必携の一作と言えるでしょう。