DE207

DoCoMo by DENSO DE207

DoCoMo by DENSO DE207は、株式会社デンソーが開発し、NTTドコモから発売された携帯電話端末（mova）です。

概要

この[端末]]が「mova」ではなく「DoCoMo by DENSO」というブランド名で販売された背景には、当時のNTTドコモの販売戦略における特殊な事情がありました。2001年以前、NTTドコモの携帯電話端末は、松下通信工業（P）、日本電気]、[[三菱電機（D）、富士通（F）、日本無線（R）、モトローラ（M）といった、いわゆる「旧電電ファミリー」に属するメーカーのみが、アルファベット1文字のブランド名を名乗ることができました。そのため、これらのメーカー以外の製品は「DoCoMo by」という名称を用いる必要がありました。ソニー（現ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ）も同様の理由で「DoCoMo by」ブランドを採用しています。

本体のデザインは、当時主流であったフリップ型を採用しており、マイク部分がキーパッドを覆う構造となっています。このフリップを閉じた状態でも、マナーモード、伝言機能、メモ機能の起動や設定が可能でした。さらに、当時の携帯電話に一般的だった着信メロディ作成機能も搭載されており、最大6件までのメロディを登録することができました。また、日常生活で役立つ8桁の電卓機能も備えています。

歴史

DoCoMo by DENSO DE207は、以下の様な経緯で発売されました。

1998年9月21日：財団法人電気通信端末機器審査協会（JATE）による審査を通過し、認定（認定番号:P98-7076-0）を取得しました。
1999年1月18日：NTTドコモから、この端末の販売予定が発表されました。
1999年1月22日：DoCoMo by DENSO DE207が正式に発売開始されました。

参考文献

携帯電話の歩み-DoCoMo by DENSO DE207（ドコモサービス東北）
Mobile News NTT DoCoMo，携帯電話の新機種DoCoMo by DENSO DE207を発表
DoCoMo what's new（インターネットアーカイブ）

外部リンク

* DoCoMo what's new

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