DNA Communication

『DNA Communication』 - THE ALFEE|THE_ALFEEの13枚目のアルバム

『DNA Communication』は、1989年3月21日にリリースされたTHE ALFEE|THE_ALFEEの13枚目のオリジナルアルバムです。本アルバムには、再録版の「19 (nineteen)」や先行シングル「FAITH OF LOVE」を含む全13トラックが収められています。音楽ファンにとって、特に注目すべきは、その多様なフォーマットの販売です。このアルバムは、LP（アナログレコード）、CT（カセットテープ）、CD、さらには純金蒸着CDの4種類の形でリリースされました。

限定版のブックレット

『DNA Communication』の発売に合わせて、過去のオリジナルアルバムも純金蒸着CD仕様で再発売されました。これにより、音楽の美しさと同時にその質の高さが際立ちました。2021年の時点では、本作の収録時間は13枚のオリジナルアルバム中で最も長く、特にLPバージョンはなんと2枚組という大ボリュームとなっています。また、アルバムには山川健一のコラム「神々に宛てたDNA」が含まれた歌詞ブックレットも付属しており、ファンの間では始終話題に上るアイテムとなっています。歌詞ブックレットの中では、LP版の曲間ページにもコラムの一部が掲載されています。

収録曲の解説

本アルバムには多彩な曲が収められています。その中でも特に次のようなトラックが際立っています。

• - Heart Of Justice：1989年春に発表されたオンワード樫山のキャンペーンCMソングであり、後に「100億のLove Story」カップリングでも再録されました。
• - 19 -nineteen-：新たに生まれ変わった楽曲で、1991年リリースの『THE ALFEE|THE_ALFEE THE BEST』にも収録されています。
• - Black Doctor：これがオリジナルアルバムの中では初のインストゥルメンタル曲です。
• - High-Heel Resistance：1989年の大阪国際女子マラソンのイメージソングに起用され、特別な思いを込めて制作されました。
• - DNA Odyssey：4部構成の組曲で、8分55秒の演奏時間を要し、THE ALFEE|THE_ALFEEのスタジオ音源では最も長い曲となっています。
• - Kitto：高見沢俊彦が中村雅俊に提供した楽曲を英語でセルフカバーしたもので、オリジナルの歌詞を直訳することなく、再構築されています。
• - Loving You：高砂殿のCMに使われた楽曲です。
• - Faith Of Love：東映映画『将軍家光の乱心 激突』のテーマソングに採用されました。

再発売

また、本アルバムは2回再発売されています。初回は1990年10月17日、そして2回目は2009年3月18日です。これにより、新たなファン層にもアルバムが届く機会が増えました。

クレジット

本作の演奏には、以下のメンバーが参加しています。

• - 高見沢俊彦 (Electric Guitar, Guitar Synthesizer)
• - 坂崎幸之助 (Acoustic Guitar)
• - 桜井賢 (Electric Bass)
• - 菊地圭介 (Keyboards)
• - 長谷川浩二 (Drums) など

エンジニアとしては、名だたる専門家たちが関わっており、高品質な音楽体験を提供しています。

最後に

『DNA Communication』は、THE ALFEE|THE_ALFEEの音楽の歴史の中でも重要な作品の一つです。その革新的な試みや、多彩な表現がファンの心を掴み続けています。ぜひ、一度手に取って聴いてみてください。

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