長谷川浩二

長谷川浩二について

長谷川浩二（はせがわ こうじ、1965年4月4日生まれ）は、日本における華々しいドラマーの一人で、神奈川県横浜市からそのキャリアをスタートしました。彼は兄からの影響を受け、小学校4年生の時にドラムを始めました。青春を高校生活とともに過ごし、特にアン・ミュージック・スクールで石川晶に師事したことは、彼の音楽的成長に大いに寄与しました。

キャリアの始まり

1983年、18歳でTHE ALFEE|THE_ALFEE（当時はALFEE）のサポートドラマーオーディションに合格し、その後12月17日のOVER DRIVEツアー渋谷公会堂公演より正式に活動を開始しました。彼の参加は1984年のアルバム「THE RENAISSANCE」の「鋼鉄の巨人」にも見られ、以降はヘヴィメタルからプログレ、さらにはフォークやジャズまで、その音楽スタイルに欠かすことのできない存在となりました。長谷川は、ほぼ全てのツアーやレコーディングに参加する一方で、自身のプロジェクトやセッション活動も精力的に行いました。

THE ALFEE|THE_ALFEEからの離脱とその後

2005年、長谷川はTHE ALFEE|THE_ALFEEからの活動を終了し、後進のドラマー吉田太郎にその座を譲りました。それ以降、Cube-rayを経て、T.M.Revolutionやabingdon boys school、筋肉少女帯などの支持しながら、音楽活動を続けています。特に2010年には高見沢俊彦のソロアルバム「Fantasia」に参加し、2014年にはテレビ番組「僕らの音楽」でTHE ALFEE|THE_ALFEEとの共演を果たしました。

参加バンドとユニット

長谷川は多くのバンドやユニットに参加してきました。主なものには、THE ESPERやTOSHIMI PROJECT、筋肉少女帯、T.M.Revolution、abingdon boys schoolなどが挙げられます。それぞれのプロジェクトにおいて彼のドラムは、その独特なスタイルとサウンドで大きな影響を与えています。

ドラム機材

彼の特徴的な音は、主に26インチのバスドラムを前面に2つセットしたツインバスドラムによるものです。長谷川はTAMA製のドラムを使用し、サブスネアの代わりにしばしばローランドのV-Drumsパッドを組み合わせることもあります。ペダルにはIron Cobraの古いモデルを好み、特にKITANOのチタニウムビートを装着しています。シンバルにはZildjianブランドを使用し、彼の特有の音を生み出すためのセッティングが施されています。

業界でのエピソード

長谷川のキャリアの初期には、THE ALFEE|THE_ALFEEのオーディションに参加する際、当初は若さゆえに応募が受理されないところでしたが、連絡ミスで現地に到着した彼が、その演奏によりオーディション通過を果たした逸話が残っています。また、オーディション時には譜面なしで、音楽を直感的に演奏したことも有名です。

メディア活動

最近の活動としては、2023年10月31日から11月4日までの間、NHK-FMの「夜のプレイリスト」でDJを務めるなど、音楽界でのプレゼンスは依然として健在です。

長谷川浩二はそのキャリアを通じて、数多くのアーティストやバンドとの共演を果たし、今後も彼ならではのユニークな音楽スタイルで多くの人々を魅了し続けることでしょう。

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