DREAMS COME TRUEのライブビデオ『
DREAMS COME TRUE CONCERT TOUR 2017/2018
THE DREAM QUEST』は、
2018年7月7日に発売され、同バンドの全国アリーナツアーの集大成を収録した作品です。このツアーは、
2017年10月から
2018年3月にかけて行われ、特に
横浜アリーナでの公演が全26曲を完全収録した内容で、合計で164分54秒にわたります。
ツアーのテーマと演出
このツアーは、3年ぶりのオリジナルアルバム『
THE DREAM QUEST』に基づいており、ライブの中盤ではアルバムの楽曲を曲順通りに再現しました。そのため、観客は最新の
音楽を楽しむことができ、また、過去に
DREAMS COME TRUEが他アーティストに提供した楽曲も演奏され、観客の心に響く瞬間を生み出しています。具体的には、
観月ありさの「あなたが笑えば」や、三浦大地の「普通の今夜のことを -let tonight be forever remembered-」、
KinKi Kidsの「ね、がんばるよ。」などが披露されました。
特殊なステージ構成
注目すべきは、ステージが上下左右の12面体から成り立っており、各楽曲ごとに独特の演出が施されています。座席によっては視覚的な体験が大きく異なるため、会場での体験とは一味違った映像作品に仕上がっています。特に、センターステージがライヴの後半に降りてくることで、さらに新しい空間が生まれ、観客はまるで異なる次元でのパフォーマンスを体感します。
参加アーティストとパフォーマンス
さらに、ダンスパフォーマンスにはAKSのSHIGEとKEITAが参加し、
音楽とビジュアルを融合させたショーが展開されます。アンコールでは、
FUNK THE PEANUTSのRIN(FUN・P1号)とMIWA(FUN・P2号)が登場し、観客をさらに盛り上げました。これにより、
音楽だけでなく、視覚的なエンタテイメントとしても楽しめる内容となっています。
特典と映像コンテンツ
また、このライブビデオには64ページの豪華ライブフォトブックが封入されており、ファンにとって貴重な資料となっています。収録されている楽曲には、オープニングからアンコールにかけて、色とりどりのパフォーマンスが詰め込まれています。例えば、「OPEN SESAME」や「LOVE LOVE LOVE」、「
大阪LOVER」など、多くの名曲がラインナップされています。
このように、『ザ ドリームクエスト』は単なるライブ映像作品ではなく、新たなビジュアライズエンタテイメントを体現したものと言えるでしょう。ファンにとっては、一度会場で体験した以上に、映像作品ならではの新鮮な視点で楽しむことができる特別な作品です。