DUEL LOVE 恋する乙女は勝利の女神

DUEL LOVE 恋する乙女は勝利の女神：DSで幕を開けた格闘技恋愛アドベンチャー

2008年3月13日、バンダイナムコゲームスよりニンテンドーDS向け恋愛アドベンチャーゲーム『DUEL LOVE 恋する乙女は勝利の女神』が発売されました。本作は、DS発のオリジナル乙女ゲームとして注目を集め、格闘技を題材にしたユニークな設定と、豪華声優陣によるボイス、そして中毒性のあるミニゲームが特徴です。

個性豊かなキャラクターと彼らの舞台、桂櫻学園

プレイヤーは桂櫻学園に転校してきた主人公となり、学園の旧校舎で行われる秘密の格闘技大会「B-1」に参加する生徒たちとの交流を通して物語を進めていきます。

恋愛対象となるキャラクターたちは、それぞれ異なる個性と魅力を持っています。冷酷なボクサー、明るいムードメーカー、寡黙で繊細な青年、完璧なエリート、少年のような見た目で腹黒い一面を持つ生徒など、多様なキャラクターが主人公の恋路を彩ります。生徒会長でありB-1の王者である伊達正義も、特定の条件をクリアすることで攻略対象となります。

各キャラクターには、浪川大輔さん、福山潤さん、遊佐浩二さん、置鮎龍太郎さん、粕谷雄太さん、中井和哉さん、河本啓佑さん、諏訪部順一さん、野島健児さん、菅沼久義さん、小野大輔さん、杉田智和さんといった豪華声優陣が声を当てています。

爽快感と中毒性！ミニゲーム「ヘブン状態」

ゲーム内には、選手をサポートするミニゲームが多数用意されています。汗を拭いたり、怪我の手当てをしたりするミニゲームを成功させると、「ヘブン状態」が発生します。虹色の背景と恍惚とした表情のキャラクターは、インターネット上で大きな話題となり、乙女ゲームの枠を超えた注目を集めました。

多彩なメディアミックス展開

ゲームの発売に先立ち、少女漫画雑誌『ザ花とゆめ』にて漫画版が連載開始されました。日向さくら氏によるコミカルな作画と、ゲーム本編を補完するオリジナルストーリーが展開され、全2巻が刊行されています。

また、小説版も『ビーズログ文庫』より刊行。ゲーム本編では描かれなかったキャラクターたちの視点やエピソードが楽しめます。さらに、ランティスよりオリジナルドラマCDも発売され、ゲームの世界観をより深く堪能できる作品となっています。

GRANRODEOが担当した、オープニングテーマ「NOT for SALE」とエンディングテーマ「GAMBiT」も大きな話題となりました。谷山紀章さんの作詞と飯塚昌明さんの作曲・編曲による、ゲームの世界観にぴったりの楽曲です。

さらに、野島健児さん(二階堂敦也役)と菅沼久義さん(二階堂鉄也役)がパーソナリティを務めたWebラジオ「RADIO DUEL LOVE」も配信され、ゲームの魅力を伝える様々な企画が展開されました。

予約特典として「桂桜学園入学案内ディスク」、一部店舗では「君に贈る感謝の気持ちボイスCD」も配布され、ファンへのサービスも充実していました。

『DUEL LOVE 恋する乙女は勝利の女神』は、ニンテンドーDSで新たな乙女ゲームの時代を切り開いた、記念碑的な作品と言えるでしょう。個性的なキャラクター、中毒性のあるミニゲーム、そして豪華声優陣の共演によって生み出された、忘れられないゲーム体験を提供しています。

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