DX人生ゲーム

DX人生ゲームの詳細

概要

DX人生ゲーム（デラックスじんせいゲーム）は、1995年12月15日にセガサターン版、続いて1996年3月22日にプレイステーション版がリリースされたボードゲームです。タカラ（現：タカラトミー）の開発であり、SUPER人生ゲームIIの続編にあたります。このゲームは、ルーレットを回して進めるコマを使ってゴールを目指すというシンプルながらも奥深いルールが特徴です。プレイヤー全員がゴールすると、それぞれの資産を換算し、最も富を持つプレイヤーが勝者となります。

プレイ人数とコントロール

プレイ可能人数は1人から4人まで。コントローラーが1台でも最大4人で対戦が可能で、専用のマルチタップにも対応しています。今作では、全員がゴールするのを待つターン制限が設けられておらず、ゲームが進むにつれて自由な進行が楽しめます。

マップの構成

ゲームには3つのメインマップが存在し、それぞれ異なるプレイスタイルが味わえます。

• - せっかちコース：177マスと比較的短く、4人プレイの目安時間は2~3時間。
• - ほどほどコース：305マスで、所要時間は4~5時間。
• - のんびりコース：最も長い454マスで、6~7時間のプレイ時間が推奨されます。

メインマップの途中には、大学生マップや洞窟マップなどのショートマップも存在し、これらを経由することで戦略の幅が広がります。

ルールの詳細

プレイヤーは高校生からスタートし、知力・体力・センスの各パラメーターは初期値8、所持金は1000万円から始まります。ルーレットを回して進めますが、途中でカードを使うことにより、一度の回転で最大14マスまで進むチャンスがあります。高校卒業後は就職または大学進学の選択肢があり、それぞれの選択において異なる道筋が用意されています。

また、ゲーム内には「よろこびマス」や「かなしみマス」など、特定のイベントが発生するマスが設けられています。これによりプレイヤーは資産を増やしたり、時にはパラメーターを減少させられることもあります。

終了と資産精算

全員がゴールするとエンディング画面に切り替わり、各プレイヤーの資産が精算されます。この時、自宅物件は3倍、その他物件は2倍で買い取られ、結婚相手や子供がいれば追加ボーナスも得られます。また、表彰式では特定の条件を満たしたプレイヤーに対し、賞が授与される仕組みもあります。

ミニゲームモード（UNSEI）

特にプレイステーション版には「UNSEIゲーム」というミニゲームモードが追加されており、プレイヤーは選んだミニゲームを自由に楽しむか、大会モードで全6種のミニゲームをクリアすることを目指します。これによりゲームのリプレイ性が大きく向上しています。

まとめ

DX人生ゲームは、シンプルなルールながらも、資産管理、戦略的選択、運など複合的な要素が組み合わさることで、プレイヤーに毎回異なる体験を提供します。友人や家族と共に、ゲームの進行によるドキドキ感や楽しさを体感できる一作です。

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