アルバム『Devil』について
『Devil』は、韓国の人気男性アイドルグループ、
SUPER JUNIORのデビュー10周年を記念したスペシャルアルバムです。この作品は2015年に発売され、特に注目されたのは、2015年5月4日に招集解除されたメンバーの
イェソンが、2012年第6集『
Sexy, Free & Single』以来3年ぶりにグループに復帰した点です。残念ながら、すでに入隊していた
シンドンと
ソンミンは参加できませんでしたが、残りの9人のメンバーが力を合わせて制作したアルバムです。
タイトル曲「Devil」
本作のタイトル曲「Devil」は、作曲家Kenzieによって仕上げられたトレンディなメロディのダンスチューンで、グループの魅力を最大限に引き出す内容となっています。振り付けに関しては、トニーテスタとBeatBurgerが担当し、視覚的にも楽しめるパフォーマンスとなっています。
アルバムの構成
『Devil』の特徴は、スペシャルアルバムとして多様なユニットトラックが含まれていることです。本アルバムには、
SUPER JUNIORの団体曲だけでなく、
SUPER JUNIOR-K.R.Y.や
SUPER JUNIOR-T、
SUPER JUNIOR-M、
SUPER JUNIOR-D&Eといった各ユニットによる楽曲も収録されています。これはファンにとって特別なメニューとなり、各ユニットの魅力を堪能できるよう配慮された構成です。
プロモーションと公開
アルバムの発表に先立ち、
SUPER JUNIORは2015年7月6日に行われた「SMTOWN Live World Tour IV」の東京ドーム公演で新アルバムの制作を告知しました。その後、7月8日には公式サイトを通じてメンバー別のティーザーイメージや「Devil」のトレーラー映像を公開し、期待感を高めました。さらに、7月11日と12日に行われた「
SUPER SHOW 6」のソウルアンコールコンサートでは、アルバム収録曲の初披露も行われ、ファンからの歓声を浴びました。
さて、7月15日にはアルバム関連の記者会見を開催し、タイトル曲「Devil」を中心にした生放送「スーパージュニア・悪魔の会食」をネイバースターキャストを通じて放送しました。これにより、メンバーたちとの親密な交流が見られる場面もあり、多くの支持を集めました。
7月16日からは各音楽サイトで音源が公開され、同日に放送される
Mnet『M! Countdown』を皮切りに、正式な活動が開始されました。音楽番組への出演は行われましたが、通常のアルバムリリース時と比べて活動の機会は少なく、注目されました。
音楽番組での活動
『Devil』発売後、
SUPER JUNIORは様々な音楽番組でパフォーマンスを行いました。具体的には、7月16日には
Mnetで「Don't Wake Me Up」と「Devil」を披露し、17日にはKBS『ミュージックバンク』で「Love at First Sight」と「Devil」など、多くの場で新曲を紹介しました。活動は続き、8月にも引き続き音楽番組で「Devil」を披露し、ファンとの交流を広げました。
リパッケージ版と追加曲
『Devil』の成功を受けて、
SUPER JUNIORはさらに新たな内容を持ったリパッケージ版の制作を発表しました。9月2日にデビュー10周年記念スペシャルアルバムPart.2のリリースを発表し、9月16日には全曲音源を公開することを告知しました。このリパッケージ版には、新たに「MAGIC」、「You Got It」、「Dorothy」、「Sarang」といった4曲が追加され、ファンにとっての大きな楽しみとなりました。
ミュージックビデオ
アルバムに関連するミュージックビデオも注目されており、「Devil」やリパッケージ版の「MAGIC」のティーザー映像などが公開され、
YouTubeで多くの再生回数を記録しています。これらの映像は、音楽の楽しさだけでなく、メンバーの個性やパフォーマンスを引き立てる重要な要素となっています。
SUPER JUNIORの『Devil』は、記念すべき10周年を盛大に祝う作品として、多くのファンに愛され続けています。