Dimension Point(ディメンション・ポイント)
Dimension Pointは、日本の歌手
安室奈美恵が利用していたエイベックス・エンタテインメントの
レコードレーベルです。このレーベルは、
2013年7月に設立され、エイベックス内での
安室奈美恵の移籍を機に誕生しました。
設立の経緯
Dimension Pointは、
安室奈美恵がavex traxから移籍する形でスタートしました。設立の背景には、安室が自身の音楽キャリアを新たな形で展開したいという思いがありました。この新たなレーベルは、彼女の音楽スタイルとビジョンを反映させるためのプラットフォームとなりました。
リリース履歴
レーベルの初めての作品は、
2013年7月10日にリリースされたオリジナル・アルバム『FEEL』です。このアルバムは、
安室奈美恵の新たな音楽的挑戦を示す重要な作品となりました。
その後、
2014年7月23日にはダンス・コンピレーションアルバム『TWERK 'EM ALL』が発売され、音楽ジャンルの多様性を印象づけました。これらのアルバムは、彼女の音楽キャリアにおいて新たな扉を開く出来事でした。
マネジメントの変更
2015年1月14日、
安室奈美恵はライジングプロダクションとの専属契約を終了し、その翌日、Dimension Pointが彼女のマネジメント業務を引き継ぎます。しかし、
2015年6月9日には、
安室奈美恵の個人事務所であるstella88がDimension Pointに代わってマネジメントを担当するようになりました。さらに、エイベックスと
安室奈美恵との間で新たに録音契約が結ばれ、彼女の音楽活動が引き続き支援されました。
重要なリリース
stella88によるマネジメントのもと、2016年には『_genic』というオリジナル・アルバムがリリースされました。このアルバムは、
安室奈美恵の音楽スタイルをさらに深める重要な作品として評価されています。
レーベルの最後のリリースは、
2017年11月8日に発売されたオールタイム・ベストアルバム『Finally』です。この作品は
安室奈美恵のキャリアを総括する重要なアルバムであり、多くのファンに支持されました。
引退とレーベルの終了
安室奈美恵は、
2018年9月16日に芸能界を引退することを発表しました。この引退に伴い、Dimension Pointも運営を終了しました。このレーベルは、彼女の音楽キャリアにおいて重要な役割を果たしただけでなく、多くのファンにとっても思い出深い存在となりました。
所属アーティストとカタログ
Dimension Pointの主な所属アーティストは
安室奈美恵のみであり、リリースされた作品の規格品番はCDが「AVCN-99
」、DVDが「AVBN-99」、Blu-rayが「AVXN-99
」、アナログレコードが「AVJN-99」と記されています。これらの作品は、
安室奈美恵の音楽活動を象徴する重要な資料となっています。