Discommunication e.p.

9mm Parabellum Bulletの『Discommunication e.p.』は、2007年10月10日にリリースされた彼らの最初のEPです。

解説

メジャーデビュー後初のシングルとして、999円という手頃な価格の9mm PRICE盤で発売されました。初回限定特典として、ツアー"Termination Tour 07/08"の特別先行予約受付用紙とステッカーが同梱され、ファンにとっては貴重なアイテムとなりました。

収録曲

1. Discommunication
- 作詞：菅原卓郎、作曲：9mm Parabellum Bullet
- HTB系『夢チカ18』オープニングテーマ、テレビ東京系『JAPAN COUNTDOWN』エンディングテーマ、アーケードゲーム「GuitarFreaksV5 Rock To Infinity」・「DrumManiaV5 Rock To Infinity」提供曲といった、多くのメディアで使用されました。
- 滝善充によれば、この曲の完成には11ヶ月もの時間を要したとのことです。
- 凛として時雨との合同ツアー『ニッポニア・ニッポン』では、凛として時雨の『Re:automation』の曲中で、『Discommunication』のワンフレーズが演奏されるという、特別な演出がありました。
2. 35-Minute Live Track From "The World Tour"07.06.16 At Shinjuku LOFT
- Heat-Island
- Mr.Suicide
- Sleepwalk
- Caucasus
- Discommunication
- The World
- (teenage)Disaster
- marvelous
- Talking Machine
- sector
- 2007年6月16日に新宿ロフトで行われた全国ライブハウスツアー「The World Tour」のライブ音源約35分が収録されています。メンバー間の協議の結果、曲を区切らずにそのまま収録することになり、結果として35分を超える異例の長さとなりました。このライブ音源を収録したことで、合計収録時間は約40分という、通常のシングルでは考えられない長さになっています。

また、このEPのリリース当時、「Sleepwalk」はまだ音源化されておらず、このライブ音源が初の音源化となりました。そのため、CDの裏ジャケットなどには"Sleepwalk"(unreleased)という表記がされています。

このEPは、9mm Parabellum Bulletの初期の勢いを象徴する作品であり、彼らの音楽性を多角的に体験できる内容となっています。ライブ音源の臨場感や、人気曲「Discommunication」のメディア展開など、様々な魅力が詰まった一枚です。

もう一度検索