Discovery+とは
Discovery+は、
ワーナー・ブラザース・ディスカバリーが提供する
ビデオ・オン・デマンドサービスです。
ディスカバリーチャンネルをはじめとする、様々なブランドのノンフィクション番組を中心に、オリジナルシリーズや買収コンテンツを提供しています。
2020年3月に
インドでサービスを開始した後、ヨーロッパ、アメリカへと展開を広げました。2022年4月には、
ワーナーメディアとディスカバリー社の合併により、
ワーナー・ブラザース・ディスカバリーが設立され、Discovery+は
HBO Maxの姉妹ブランドとなりました。その後、両サービスは統合され、2023年5月23日に「Max」として新たにスタートしました。ただし、Discovery+のコンテンツは「Max」内で引き続き利用可能です。
歴史
Discovery+の歴史は以下の通りです。
2020年3月23日:
インドでサービス開始。
2020年9月:国際展開を発表。
2020年10月:
デンマーク、
イギリス、
アイルランドでDplayからDiscovery+へのリブランディングを発表。
2021年1月4日:アメリカでサービス開始(広告付きプランと広告なしプラン)。
2021年1月5日:ヨーロッパでDplayがDiscovery+に置き換え。
2021年8月:加入者数が1800万人を突破。
2021年10月:
カナダでサービス開始。
2021年5月:ディスカバリー社と
ワーナーメディアの経営統合を発表。
2022年3月:Discovery+と
HBO Maxのサービス統合を検討。
2022年8月:2つのサービスを2023年夏に統合することを正式発表。
2022年11月:統合時期を2023年春に前倒し。
2023年4月12日:
HBO Maxを統合し、名称を「Max」にすることを発表。
2023年5月23日:「Max」サービス開始。
番組
Discovery+では、以下のような番組を提供しています。
オリジナル番組:ディスカバリーのネットワークで放送された番組のスピンオフ作品や、マグノリア・ネットワークのプレビューなど。
コンテンツライブラリ:HGTV、
フード・ネットワーク、
ザ・ラーニング・チャンネル、インベスティゲーション・ディスカバリー、
アニマルプラネット、トラベル・チャンネル、
ディスカバリーチャンネルなどの番組。
その他:A&Eネットワークスの番組の一部(米国)、
ユーロスポーツのスポーツコンテンツ(一部ヨーロッパ地域)。
デバイスサポート
Discovery+は、以下のデバイスやプラットフォームに対応しています。
Webブラウザ(Windows/macOS)
デジタルメディアプレーヤー(
Amazon Fire TV、Roku、
Apple TV、
Chromecastなど)
Android TV
ゲーム機(
Xbox One、
Xbox Series X/S|Xbox Series X_S)
Android/iOSアプリ
日本での展開
日本では、Dplayのサービス終了後にDiscovery+のサービス開始が予定されていましたが、大幅に遅れていました。2024年9月19日に、
U-NEXTが
ワーナー・ブラザース・ディスカバリーとの新たなパートナーシップ契約を締結し、同年9月25日から「Max」作品の独占配信を開始しました。これにより、事実上
U-NEXTを通じてDiscovery+の作品が配信される形となりました。
批判
Discovery+は、プロモーションやマーケティングについて否定的な反応を受けることがありました。また、一部の番組を有料化することに対して批判の声も上がっています。
脚注
公式ウェブサイト