Dlife (BSデジタル放送)

Dlife（ディーライフ）とは

Dlife（ディーライフ）は、ブロードキャスト・サテライト・ディズニーが運営していた日本の衛星テレビチャンネルで、2012年から2020年の間、海外ドラマや洋画、バラエティ番組などを無料で提供していました。開局時のキャッチコピーは「あなたの毎日に、もうひとつの世界を」で、後に「ディーライフ。ココで見ル、タダで見ル。」に変更されました。Dlifeは、BSデジタルテレビでの主要サービスとして位置づけられ、直接受信のほか、ケーブルテレビを通じても視聴可能でした。

放送内容と特色

Dlifeは、主に海外のエンターテインメントを中心に、様々なジャンルの番組を放送していました。例えば、海外ドラマ、洋画、海外バラエティ番組が軸となっており、特にディズニー作品も含まれることで、幅広い視聴者層にアプローチしていました。無料放送のため、広告収入を主な収益源としていました。

放送は24時間体制で行われており、毎日午前6時を基点に新しいプログラムが開始されました。ただし、月に1回は深夜の放送が休止されることがありました。また、多くの番組で字幕放送が実施され、「ショップチャンネル お買い物エンターテイメント」はリアルタイムでの字幕放送を行っていたのが特徴的でした。

番組の始まりやCMの前には、Dlifeのロゴが形成されるアニメーションが流れ、視聴者に強い印象を与えていました。さらに、大規模な地震や気象警報の際には、その情報を迅速に字幕で提供し、視聴者の安全を考慮した放送も行っていました。

放送終了とその後

2019年11月、Dlifeは2020年3月31日をもって放送を終了することを発表しました。在任中に、21世紀フォックスがディズニーに買収され、経営統合によりその方針が再検討されることになりました。最後の放送は人気ドラマ『クリミナル・マインド FBI行動分析課』で、視聴者への感謝のメッセージと共に8年間の放送歴が幕を閉じました。

しかし、2024年3月1日に、ウォルト・ディズニー・ジャパンは既存のFOXチャンネルをリブランドする形でDlifeを復活させることを発表しました。今回は有料放送としての提供となり、内容もFOXチャンネルと同様となることが発表されています。このように、Dlifeは一旦閉局したものの、再び視聴者に向けて歩き始めました。

歴史

Dlifeの歴史は、2012年に始まり、その年の3月17日18時に開局しました。開局からの数年、視聴者に多くの番組を提供し、さまざまな人気作品が放送されました。特に、海外のドラマシリーズやディズニーのアニメが高い人気を誇りました。ドラマ枠では、「サタデーナイト・ドラマ」という枠で日本初放送された作品も多く、視聴者からの支持を受けていました。

このようにDlifeは、エンターテインメントの多様性を提供するだけでなく、視聴者との対話を大切にし続けてきました。閉局後もその存在感は忘れられておらず、ついには復活を果たすことになるのです。

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