DoKomi

DoKomi（ドコミ）は、ドイツ最大級の漫画・アニメコンベンションとして知られています。2009年から毎年、ドイツのノルトライン＝ヴェストファーレン州デュッセルドルフで開催され、日本に関連する様々なテーマを取り扱っています。

歴史

DoKomiの始まりは、Castello Düsseldorfの隣にあるFreien Christlichen Gymnasiumでした。2011年からは、会場をCCDコングレスセンターデュッセルドルフに移し、開催期間も2日間に拡大されました。2013年には、参加者数が1万人を突破し、ドイツ国内でも大規模なアニメコンベンションとしての地位を確立しました。同年からは、参加者同士が交流できる双方向型コスプレステージや、フランクフルト・ブックフェアで行われるドイツ・コスプレチャンピオンシップ(DCM)の予選なども開催されています。2016年には、来場者数が3万1千人を超えるなど、その規模は拡大し続けています。

プログラム

DoKomiでは、独自のプログラムが多数用意されています。例えば、ホストクラブ「スウィート・スパイス」やメイド喫茶「ラッキー・チョコレート」、コスプレ舞踏会、J-Diskoなど、参加者同士が交流し、楽しめる企画が満載です。その他にも、フリーマーケット形式のBring & Buyや、漫画、コスプレ、ダンス、日本文化、アニメの吹き替えなど、様々なテーマに関するワークショップも開催されています。

2012年からは、漫画家、歌手、ダンサー、コスプレイヤーなど、各分野で活躍する著名なゲストを日本や世界各国から招待しています。これらのゲストによるサイン会やトークショーは、ファンにとって貴重な機会となっています。

また、会場にはグッズ、書籍、ファッション、ゲーム関連業者、マンガ出版社など、日本に関する様々な企業や団体が出展ブースを構えています。漫画家ストリート (Zeichnerallee) では、若手漫画家やアーティストが自身の作品や才能を披露する場が設けられ、新たな才能の発掘にも貢献しています。2016年には、400以上の出展者及びファンブースが設置されました。

メインステージとコスプレ・ショーステージでは、多数の歌手やアーティストがパフォーマンスを披露します。また、ドイツ・コスプレチャンピオンシップ、ユーロコスプレ、ダンス・オフ・コンテストなど、様々なコンテストも開催され、参加者たちはその腕を競い合います。

DoKomiは、日本文化を愛する人々が集まり、交流し、楽しむことができる、ドイツを代表するイベントです。多様なプログラムと魅力的なゲスト、そして熱気あふれる会場で、忘れられない体験ができるでしょう。

外部リンク

オフィシャルウェブサイト

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