Dos (音楽ユニット)

dos（ディー・オー・エス）

dos（ディー・オー・エス）は、テレビ番組『ASAYAN』内の人気コーナー「コムロギャルソン」から生まれた3人組音楽グループです。ユニット名の「dos」は「dance of sound」の略であり、ダンスと歌をともに楽しめる「見る音楽」を掲げたコンセプトが特徴です。

概要

dosは、著名な音楽プロデューサー小室哲哉のプロデュースを受けて、1996年にデビューしました。所属レーベルは当時のパイオニアLDCのORUMOK RECORDSです。小室はこのユニットを結成する際、当時国際的に人気を博していたTLCからインスパイアを受け、「日本版TLC」を目指すと明言していました。その影響は、メンバー構成やデビュー曲のタイトル、さらにはPVでのパジャマ姿に反映されていました。

デビューシングル「Baby baby baby」は、オリコンで最高4位を記録し、また資生堂の「ティセラ」のCMソングとしても大きな反響を呼びました。さらに、6つの大学で学園祭ライブを開催し、メンバー自身が構成や演出に関わるなど、積極的な活動を展開しました。

元々活動期間は約1年で、3枚のシングルと1枚のアルバムが制作されました。しかし、1997年にはユニットとしての目立った活動がほとんど無くなり、メンバーそれぞれがソロシングルのリリースや映画出演にシフトしていきました。1998年には小室哲哉がasamiを引き抜く形で新ユニット「TRUE KiSS DESTiNATiON」を結成し、dosは自然と活動を終えることになりました。公式な解散のアナウンスもなく、ユニットは静かにその姿を消しました。

しかし、2012年8月28日、KABA.ちゃんとasamiが再会し、ファンにとっては嬉しいサプライズとなりました。

メンバー紹介

• - taeco（タエコ）：本名は西川妙子。ヴォーカル担当で、 singerとしても活動していましたが、現在は引退しています。
• - asami（アサミ）：本名は吉田麻美。ダンスとコーラスを担当し、デビュー前には「由野麻美」として知られていました。後に小室とユニットKiss Destinationでの活動を経て、結婚・出産後に離婚しました。
• - kaba（カバ）：本名は椛島永次。ダンスとコーラスを担当し、後に振り付け師KABA.ちゃんとしてオネエキャラで人気を博しました。

ディスコグラフィー

CDシングル、CDアルバム、およびソロシングルをリリースし、様々なメディアでも活動していました。なお、代表的なCMとしては資生堂の「ティセラ」があります。

dosはその短い活動期間ながらも、多様な側面を持つ音楽ユニットとして、今でも多くのファンに愛されています。

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