KABA.ちゃん

KABA.ちゃん（カバちゃん）について

KABA.ちゃんは、日本の有名な振付師であり多才なタレントです。本名は椛島一華（かばしま いちか）で、性別変更前は椛島永次（かばしま えいじ）として知られていました。福岡県福岡市出身で、現在はプラチナムプロダクションに所属しています。彼女はかつてジールアソシエイツやアンセムにも所属しており、様々な経歴を持っています。

略歴

KABA.ちゃんは幼少期からピンク・レディーや松田聖子といったアイドルに憧れ、近くのスポーツクラブでバレエを含む多様なダンスを学んでいました。しかし、テレビで見たマイケル・ジャクソンのダンスに感銘を受け、ダンスの道を本格的に追求する決意を固めます。高校に入学してから6か月後に中退し、ダンススクールへ通うために上京。アルバイトをしながら、渋谷のダンススクールで毎日のようにレッスンに励み、そこではTRFのメンバーとも出会いました。

21歳の時、ニューヨークに渡り、さらなる技術の向上を目指しました。1995年にはミュージカルのダンサーオーディションに合格し、その際に小室哲哉と出会ったことが彼女の振付師としてのキャリアの始まりとなったのです。1996年には小室がプロデュースするダンスユニット「dos」としてデビューを果たし、以降は振付師としても活動を広げました。

特に、安室奈美恵や華原朋美、SMAPなどの著名なアーティストの振付を手掛け、「世界に一つだけの花」の振付によってさらに名を馳せました。彼女はまた、オネエ口調での話し方が特徴的で、当初はテレビ出演時にその口調を隠すよう指示されていましたが、後にテレビ番組で自身の性自認をオープンにしました。

人物像

KABA.ちゃんのプライベートにおいても注目される点があります。美容外科に通い、自身の容姿を整える手術を受けたり、性別適合手術を実施したことも公表しています。また、明石家さんまからは彼女の街に出る楽しさや、異性に対する新しい感覚について興味深いエピソードを披露されており、彼女自身の人生観にも影響を与えています。

主な実績

KABA.ちゃんはシングルのリリースもしており、千秋とのデュエットCD『つらいね赤ちゃん!/最近ハヤリのメイク歌』などが有名です。彼女は数々のテレビ番組にも出演しており、『笑っていいとも!』では隔週レギュラーとして活躍するなど、幅広いメディアでの活動が見受けられます。

さらに、数々の振付作品やCM、ミュージカルにも携わり、特に子ども向けの番組でのエンディングテーマ制作にも関与しています。振付師としての才能を生かし、エンターテインメントの多様なジャンルでその名を知らしめています。

現在

現在、KABA.ちゃんは振付師やタレント活動に加え、ゲイユニット「to be candidate」のプロデューサーとしての一面も持っています。性別適合手術を経た後、女性として新たな人生を歩み始めており、今後も多様な分野でさらに成長していく姿が期待されます。

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