Dream Field

『Dream Field』: See-Sawの集大成

『Dream Field』は、音楽ユニットSee-Sawの3番目のオリジナル・アルバムであり、長い空白を経ての作品です。このアルバムは前作から約8年4ヶ月の年月を経てリリースされ、各楽曲の完成度と多様性が高く評価されています。また、オリコン・チャートのトップ10に入り、See-Sawが名実ともに人気アーティストとしての地位を確立したことが示されています。

本作は、同時にリリースされたベスト・アルバム『Early Best』と一緒に話題を呼び、音楽シーンにおいて聴く者に強い印象を残すこととなりました。アルバムは2013年5月8日にFlyingDogから再リリースされ、新たな聴衆を獲得しています。

収録曲の魅力

このアルバムには、個性豊かな楽曲が収められており、作詞は主に梶浦由記と石川千亜紀が担当しています。全ての作曲と編曲は梶浦由記によるもので、彼女の独特な音の世界が広がっています。以下に、収録曲を紹介します。

1. 君がいた物語〜Dream Field Mix (5:26)
- このトラックは、ファンにとって特別な思い出を呼び起こす、感情豊かなメロディーが特徴です。

2. 黄昏の海 (5:19)
- 移り変わる自然の美しさを通じて、ノスタルジックな感覚を表現しています。

3. LOVE (4:56)
- 愛の深さを力強く語る歌詞が印象的です。

4. Emerald Green (5:29)
- 自由と夢をテーマにしたリズミカルなトラック。

5. あんなに一緒だったのに (4:50)
- 過去の思い出を語りかける、センチメンタルなバラード。

6. 千夜一夜 (4:49)
- エキゾチックなサウンドが印象的な楽曲。

7. 月ひとつ (4:56)
- 月をモチーフにした幻想的なトラック。

8. 夏の手紙 (7:02)
- 季節感あふれる清涼感のある楽曲で、聴く者を心地よい夏の思い出へと誘います。

9. Obsession (4:31)
- 執着をテーマにした、よりダークな側面を持つトラック。

10. 記憶 (3:50)
- 過去の出来事を反映したメロディックなバラード。

11. Jumping Fish (4:31)
- 活気に満ちた楽しいビートの曲。

12. 優しい夜明け (5:11)
- 新しい夜明けを告げる優しい響きが心に残ります。

13. indio (6:25)
- エスニックな要素を取り入れた、リズム感のある楽曲です。

このアルバム『Dream Field』は、See-Sawの音楽的成長と多面的な魅力を示す作品として、多くのファンに愛され続けています。それぞれの曲が異なる物語を語りかけ、聴く者に鮮やかな情景を思い起こさせるのが特徴です。

もう一度検索