See-Saw

See-Saw（シーソー）

見える通り、See-Sawは日本の音楽ユニットであり、そのメンバーはボーカルの石川智晶とキーボード担当の梶浦由記からなります。このユニット名は、遊具のシーソーから取られたもので、様々な音楽ジャンルを左右に揺れ動くように表現しています。彼らはフライングドッグというレーベルに所属しています。

メンバーについて

現メンバー

• - 石川智晶（ボーカル）
• - 梶浦由記（キーボード）

元メンバー

• - 西岡由紀子（元メンバー）

来歴

デビュー前

See-Sawの起源は、高校時代に結成された6人組バンド「15 SAND」に遡ります。その中に、当時まだメンバーではなかった梶浦由記が加わりました。のちに、石川の姉によって石川智晶（chiaki）がボーカルとして参加。大学に進学した後も活動が継続されましたが、就職活動のために一時的な休止を余儀なくされました。しかし、メンバーの強い意志により、活動は再開され、その後1992年7月、ユニット名を「See-Saw」と改名して新たなスタートを切ります。

デビュー後の活動

1993年7月25日、See-Sawはシングル「Swimmer」で正式にデビューを果たしました。その後、同年9月には2ndシングルのC/W「永遠」がテレビドラマ『泣きたい夜もある』の挿入歌に使用されました。1994年には第4回NHK新人歌謡コンテストに出場し、優秀賞を受賞。同年、3rdシングル「Chao Tokyo」リリース直後に西岡が脱退し、石川と梶浦の二人での活動が始まりました。

1995年2月には、6thシングル「また会えるから」をリリース。しかし、続く活動は休止となり、それぞれにソロ活動に専念することになりました。見逃せないのは2001年に、梶浦が手がけたテレビアニメ『ノワール』の挿入歌「Indio」で再びコンビが再結成された点です。

2002年5月にはテレビアニメ『.hack//SIGN|.hack__SIGN』のオープニングテーマとして7thシングル「Obsession」をリリースし、多くの注目を浴びました。また、同年10月には『機動戦士ガンダムSEED』のエンディングテーマ「はんなに一緒だったのに」が大ヒットし、See-Sawは広く知られるようになりました。

その後も、2005年には『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』のテーマソングをリリースするなど、活動を展開しましたが、2006年以降は再び活動を休止し、各自のソロプロジェクトが続きました。

再結成と新展開

2019年には、フライングドッグ10周年記念ライブに出演し、久しぶりにSee-Sawとしてのパフォーマンスを披露しました。2020年には、コンプリートベストアルバム「See-Saw-Scene」をリリースし、2024年1月には19年ぶりとなる新シングル「去り際のロマンティクス」をリリースする予定です。これは映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』のエンディングテーマに起用される重要な作品となります。

See-Sawの音楽は、アニメとのタイアップを通じて多くのファンに支持され続けており、今後の活動にも期待が寄せられています。

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