『EARTH』 - 世界の終わりの初オリジナルアルバム
『EARTH』は、
2010年4月7日に日本のロックバンド「世界の終わり」によってリリースされた
インディーズとしての初のオリジナル
アルバムです。この作品は、バンドにとって新たなステージへ進むための大きな一歩となりました。
タイトルの「EARTH」は、彼らが改修工事を行った
ライブハウス「club EARTH」から名付けられています。このタイトルには、
音楽への情熱と彼ら自身のアイデンティティが色濃く表れています。バンドのボーカリストである深瀬慧は、この
アルバムについて「結成からの2年間、自分たちらしい
音楽を追求するために懸命に取り組んできた証」と述べており、彼らの挑戦と努力の結晶であることが伺えます。
初回生産分の
アルバムには、同年
7月10日に渋谷O-WESTで開催される『世界の終わり Heart the eartH Tour』の東京公演の先行予約情報が同封されており、ファンにとって特別な記念品となりました。この
アルバムは、
音楽性だけでなくプロモーション面においても新たなファン層を開拓する重要な役割を果たしました。
さらに、『EARTH』は第3回
CDショップ大賞において入賞し、準大賞を受賞するなど、実力が評価されることで、彼らの知名度も向上しました。
収録曲の魅力
アルバムには、以下の収録曲が含まれており、それぞれが独自の魅力を持っています。
1.
幻の命 [5:10]
- 作詞: 深瀬慧
- 作曲: 藤崎彩織
- 編曲: 世界の終わり
-
インディーズ1st
シングルの表題曲で、彼らの
音楽性を象徴する楽曲。
2.
虹色の戦争 [5:37]
- 作詞・作曲: 深瀬慧
- 編曲: 世界の終わり
- 鮮やかなメロディと歌詞が印象的で、聴く者を惹きつける。
3.
インスタントラジオ [4:08]
- 作詞: 深瀬慧
- 作曲: 深瀬慧、中島真一
- 編曲: 世界の終わり
-
インディーズ1st
シングルのカップリングとしても親しまれている楽曲。
4.
青い太陽 [5:12]
- 作詞: 深瀬慧
- 作曲: 深瀬慧、中島真一
- 編曲: 世界の終わり
- 独特のダンスビートとメロディが特徴。
5.
死の魔法 [6:04]
- 作詞・作曲: 深瀬慧
- 編曲: 世界の終わり
- 深いテーマを扱った歌詞に心を打たれる一曲。
6.
世界平和 [4:59]
- 作詞・作曲: 深瀬慧
- 編曲: 世界の終わり
- 未来への希望を歌った、力強いメッセージが込められている。
7.
白昼の夢 [6:49]
- 作詞・作曲: 深瀬慧
- 編曲: 世界の終わり
- ゆったりとしたサウンドで、リスナーを夢の世界へ誘います。
参加ミュージシャン
アルバムには、メンバーを含む様々なミュージシャンが参加しており、
- - 深瀬慧(Vocal & Guitar)
- - 中島真一(Guitar)
- - 藤崎彩織(Piano)
- - LOVE(DJ)
音楽の力を存分に表現した『EARTH』は、世界の終わりのスタート地点を示す重要な
アルバムとなりました。この作品を通じて、多くのファンにその独特の世界観を届けることができました。