ELEVENPLAY

ELEVENPLAY: 日本のダンスカンパニー

ELEVENPLAY（イレブンプレイ）は、振付家のMIKIKOが率いる日本のダンスグループです。このカンパニーは、MIKIKOとダンサーで振付師のTomomi Yoshimura（通称Tomo）により、2009年に設立されました。彼女たちは、パフォーマンス、映像、スチルフォトなど多様な表現の場を持ち、それぞれ異なるジャンルの女性ダンサーで構成されています。

概要

ELEVENPLAYは、MIKIKOがPerfumEなどのアーティストへの振付で名を馳せた後、Tomoとの共感から自らのダンスカンパニーを立ち上げました。彼女たちは、「心・技・体」を体現したセンスのあるダンサーを育成し、ダンスの新しい可能性を模索しています。カンパニー名の「ELEVENPLAY」は、MIKIKOとTomoが以前に組んでいた4人組のダンスチームの名前に由来しています。

また、ELEVENPLAYは、クリエイター集団Rhizomatiks（ライゾマティクス）と連携し、ドローン技術を用いた舞台演出など、新しい技術を取り入れたダンス表現にも挑戦しています。この革新的なアプローチにより、ダンサーとドローンが共に演技をするインタラクティブなパフォーマンスを実現しています。

来歴と活動

2009年の設立以降、ELEVENPLAYは多くのパフォーマンス活動を行ってきました。2009年初回公演の「So many men, so many minds」から始まり、2011年には2回目の公演「dot.」を成功させています。さらに、2014年には東京青山のスパイラルホールでのダンスインスタレーション「モザイク」を開催し、世界的なフェスティバル「Sonar Music Festival 2014」にも出演しました。

時に、メンバー数は変動していますが、初めは15人の女性ダンサーで構成され、時代によって14人、10人、8人と減少しています。

メンバーと振付活動

現在のメンバーには、KOHMEN（講免綾）、篠原沙弥、田村恵美などが在籍しており、過去にはTOMO（Tomomi Yoshimura）も活動の一端を担いました。振付師としての活動も多岐にわたり、PassCodeやORESAMA、平井堅など多くのアーティストの振付を手掛けています。

特に、ELEVENPLAYは音楽ビデオの振付で知られており、チームしゃちほこの「首都移転計画」やPassCodeの「MISS UNLIMITED」、DAOKOの「okay!」など、数多くの作品に寄与しています。また、映画やテレビのダンスシーンの振付にも関わるなど、多様なメディアでの活動が目立っています。

未来への展望

ELEVENPLAYは、従来のダンス表現にとらわれず、技術と身体表現の融合を試み続けており、今後の活動にも期待が寄せられています。今後さらに多くの人々に影響を与え、牽引する存在として成長していくことでしょう。

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