ELLEGARDEN

ELLEGARDEN(エルレガーデン)



ELLEGARDEN(エルレガーデン)は、日本のロックバンドとして1998年千葉県で結成されました。メンバーは細美武士(ボーカル・ギター)、生形真一(リードギター・コーラス)、高田雄一(ベース・コーラス)、高橋宏貴(ドラムス・コーラス)の4人で構成されています。彼らは2001年にアルバム『ELLEGARDEN』で全国デビューし、以後、数々のヒットアルバムやシングルを発表してきました。特に、2006年にリリースされた『ELEVEN FIRE CRACKERS』は、オリコンチャートで初登場1位を獲得し、彼らの人気を不動のものとしました。

バンドの活動と休止



活動し続ける中で、メンバー間には徐々にモチベーションの差が生じていきました。その結果、2008年に活動を休止することが発表されました。この休止期間中、各メンバーはそれぞれの音楽キャリアを追求し、別のバンドで活躍したり個々のプロジェクトに取り組んだりしました。

しかし、2018年5月10日に約10年ぶりとなる活動再開が発表され、ファンの間での期待が再燃しました。その後、2022年12月21日には16年ぶりのスタジオ・アルバム『The End of Yesterday』をリリースし、再始動後も精力的にライブ活動を行っています。

バンド名の由来



バンド名の「ELLEGARDEN」は、メンバーの高橋宏貴が独自に考案したものです。1998年にライブのためのチケットを印刷する際、個性的な名前を探し求め、辞典をめくっていたところ、「ELLE」という言葉と「GARDEN」という言葉に出会いました。これらを組み合わせて「ELLEGARDEN」と名付けたのです。高橋は見た目のインパクトと意外性を重視したとされています。

訴訟問題



2007年、フランスのファッションブランド「ELLE」が、ELLEGARDENのロゴ商品が自身の商標を侵害していると主張し、訴訟に発展しました。東京地裁はその訴えを一部認めましたが、最終的には控訴審で、ELLEGARDENの商標が「ELLE」に類似しないとの判断が下りました。一方で、特定のロゴ表記には商標権が認められ、使用差止請求が認められました。

メンバー紹介



  • - 細美 武士(ほそみ たけし): ボーカル・ギターで、休止後はthe HIATUSやMONOEYESのメンバーとしても活動。
  • - 生形 真一(うぶかた しんいち): リードギター・コーラス。彼はNothing's Carved In Stoneでも活躍。
  • - 高田 雄一(たかだ ゆういち): ベース・コーラス。休止後はMEANINGに加入し、その後MAYKIDZでも活動中。
  • - 高橋 宏貴(たかはし ひろたか): ドラムス・コーラス。バンド名を考案したメンバーでもあり、多くのプロジェクトに参加しています。

今日までの道のり



バンドはこれまでに多くのアルバムをリリースしてきました。デビュー以来、数々の名曲を生み出し、ライブ活動を通じて多くのファンに愛されています。また2023年にはアリーナ&野外スタジアムツアー「Get it Get it Go! SUMMER PARTY 2023」を開催し、引き続き音楽シーンでの存在感を示しています。ELLEGARDENの音楽とメンバーのパフォーマンスは、今後も多くの人々に影響を与え続けることでしょう。

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