ENDORPHINE

FEEL SO BADの4thアルバム『ENDORPHINE』（エンドルフィン）は、1995年にリリースされました。本作は、先行シングルとして発表された「憂鬱な快楽」を収録し、後に7thシングル「バリバリ最強No.1」のカップリングとして「悲しみに逢いたくて」がシングルカットされるなど、話題性も豊富でした。

アルバムタイトルの「エンドルフィン」は、脳内で分泌される物質で、いわゆるランナーズハイを引き起こすことで知られています。このタイトルが示すように、アルバム全体を通して、聴く者を高揚させるような、エネルギーに満ちたサウンドが展開されています。

CDジャーナルは、本作を「単なるハード・ロック・バンドだと思いきや、音を聴いてびっくり。スピード感あふれる重たいビートが炸裂するゴリゴリのサウンドはまさにオルタナティヴ! それに負けず劣らずなのが川島だりあのヴォーカル。脳内麻痺というタイトルもこけおどしではない。」と評価しており、その音楽性の高さを裏付けています。オルタナティブ・ロックの要素を取り入れたサウンドと、川島だりあのエネルギッシュなボーカルが融合し、唯一無二の音楽世界を構築しています。

収録曲は以下の通りです。

1. ANIMAL
2. ENDORPHINE
3. ハマってしまった
4. FAITHLESS CHILDREN
5. 悲しみに逢いたくて
6. 狂育者
7. スライムになりたい
8. HEAVEN
9. 憂鬱な快楽
10. 顔で笑って心で泣け
11. 大好きQUEEN

全曲、川島だりあと倉田冬樹によって作詞・作曲され、倉田冬樹が編曲を手掛けています。ヘヴィなギターサウンド、疾走感あふれるリズム、そして川島だりあのパワフルな歌声が、聴く者の心を捉えて離しません。ロックファンはもちろん、幅広い音楽ファンにおすすめできる一枚です。

本作は、ビーイングに所属していたFEEL SO BADの代表作の一つであり、1995年の音楽シーンを語る上でも重要な作品と言えるでしょう。彼らの音楽性は、後の音楽シーンにも大きな影響を与えました。

関連事項として、ビーイング、FEEL SO BAD、そして1995年の音楽シーンについても調べてみると、より深く『ENDORPHINE』の世界観を理解することができるでしょう。

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