Endless Communication

高山みなみ『Endless Communication』徹底解説

声優・歌手として活躍する高山みなみが1992年12月10日にリリースした、ソロ名義では唯一となるオリジナルアルバムが『Endless Communication』です。サウンドプロデュースには、日詰昭一郎を迎え、全楽曲の作詞を後にTWO-MIXのメンバーとなる永野椎菜が担当しています。

1998年3月21日には、ES CONNEXIONのアルバム『RHYTHMIX』と共に再発売され、現在でもその音楽に触れることが可能です。

収録曲について

アルバムは、プロローグとエピローグを含む全12曲で構成されています。

1. PROLOGUE
アルバムの幕開けを飾る、オーバーチュア。
2. SCANDALOUS L・A・D・Y
アップテンポなナンバー。
3. LANDING TO THE PARADISE!
日詰昭一郎が作曲を手掛けた楽曲。
4. ONE RAINY DAY (RAIN BEAT SERENADE)
雨の日の情景が浮かぶバラード。
5. そして二人は火曜日に…
ドラマティックな展開が魅力。
6. C'EST LA VIE
松本俊明が作曲を担当。
7. RHYTHM REACTION
高山みなみが在籍していたES CONNEXIONがセルフカバー。
8. BEAT OF ENERGY
ES CONNEXIONがセルフカバー。
9. STANDING ON THE MOON
金丸淳一が台詞で参加。
10. FEELING OF LOVE
愛に満ちたバラード。
11. ENDLESS COMMUNICATION
TWO-MIXがセルフカバー。
12. EPILOGUE
アルバムの締めくくり。

楽曲解説

アルバム収録曲の中でも特に注目すべきは、以下の楽曲です。

「LANDING TO THE PARADISE!」：サウンドプロデューサーである日詰昭一郎が作曲を手掛けた、疾走感あふれるナンバーです。
「C'EST LA VIE」：作曲家・松本俊明による、美しいメロディが印象的な楽曲です。
「STANDING ON THE MOON」：楽曲の冒頭と間奏に挿入される男性の台詞は、声優の金丸淳一が担当しています。幻想的な雰囲気を演出しています。
「ENDLESS COMMUNICATION」：高山みなみが後に参加するTWO-MIXが、アルバム『RHYTHM FORMULA』にてセルフカバーしています。
* 「RHYTHM REACTION」「BEAT OF ENERGY」：高山みなみが在籍していたES CONNEXIONが1994年発売した唯一のアルバム『RHYTHMIX』にてセルフカバーしています。

まとめ

『Endless Communication』は、高山みなみのソロ活動における貴重な作品であり、彼女の音楽性の幅広さを感じられるアルバムです。永野椎菜による歌詞の世界観、日詰昭一郎によるサウンドプロデュース、そして高山みなみの歌声が融合した、聴きごたえのある一枚となっています。

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