Every-body

シングル「every-body」について

「every-body」は、日本の女性歌手、谷村奈南による6枚目のシングルで、2009年7月8日にSONIC GROOVEからリリースされました。このシングルはDVD付きの通常盤と2形態で発売され、音楽シーンに新たな風を吹き込みました。

楽曲の背景と制作

表題曲の「every-body」は、人気バンドMONKEY MAJIKが作詞と作曲を手がけており、谷村は彼らとのコラボレーションを通じて他アーティストからの楽曲提供を初めて受けることになりました。彼女とMONKEY MAJIKが歌番組「僕らの音楽」で共演したのが、この楽曲制作のきっかけです。この楽曲は、谷村が出演するスズキ シボレー・MWのCMソングとしても使用されています。

一方、カップリング曲「GIRLS WANNA BE」は、2009年10月に開催された大規模イベント「コカ・コーラ ハッピー ミュージック」のキャンペーンソングとして知られています。興味深いことに、この曲のカップリングとしてタイアップが付いたのは初めてのことであり、谷村の音楽キャリアにおいても重要なステップとなりました。この「GIRLS WANNA BE」は、4thシングル「If I'm not the one/SEXY SENORITA|If I'm not the one_SEXY SENORITA」のリリース以降からイベント等でパフォーマンスされるようになりました。また、歌詞の中に「ゲイ」という言葉が使われている点も、J-POPにおいては非常に珍しい試みです。

もう一つのカップリング曲「Mind Ya Biz」では、口語表現の「Mind Your Business」が短縮されています。この楽曲は、ストーカーに悩まされる主人公のストーリーを描いており、リリース当時から注目を集めています。

プロモーション活動

このシングルのプロモーションにおいて、谷村は特に個性的なアプローチを採用しました。発売日前日である7月7日には、自身のブログ「7BLOG」を77回更新するという予告をし、実際には一部が7月8日にまたがる形で77回の更新を実行しました。このようなユニークなプロモーションは、ファンの間で話題を呼びました。

音楽ビデオとビジュアル

「every-body」のプロモーションビデオは、主に千葉県銚子市の美しい海岸で撮影されています。また、この曲のCMとプロモーションビデオは一部がリンクしており、視覚的にも非常に印象深い作品に仕上がっています。ジャケットとPVでは、今回は露出を控え、中身のアートにフォーカスを当てるスタイルを選びました。

タイアップ情報

• - 「every-body」: スズキ シボレー・MWのCMソング（本人出演）
• - 「GIRLS WANNA BE」: コカ・コーラの夏のキャンペーンタイアップ曲

結論

「every-body」は、谷村奈南の音楽的進化を象徴するシングルであり、彼女のキャリアに新たな章を開く作品となりました。新しいコラボレーション、斬新な歌詞、そして魅力的なビジュアルが融合したこのシングルは、J-POPシーンにおける重要な位置を占めています。

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