Fリーグ オーシャンアリーナカップ2013

Fリーグ オーシャンアリーナカップ2013

2013年8月、愛知県名古屋市のテバオーシャンアリーナにて、第6回目となるFリーグ オーシャンアリーナカップが開催されました。この大会では名古屋オーシャンズが4年連続で優勝を飾り、その強さを再確認することとなります。

大会名の変更

本大会は前年度の「テバオーシャンアリーナカップ」から名称が変更され、Fリーグ オーシャンアリーナカップとなりました。これは、主スポンサーであるテバ製薬が大会への資金協力を減少させたための措置です。

出場チームと大会方式

今年の大会には、Fリーグに所属する10チームに加え、地域チャンピオンズリーグから優勝したフウガすみだと準優勝のミキハウスフットサルクラブの計12チームが参加しました。名古屋オーシャンズと、Fリーグ2012で2位のシュライカー大阪はシードチームとして準々決勝からの出場となります。また、サポーターによる抽選でシード権を得た湘南ベルマーレとペスカドーラ町田も同様に準々決勝からの参加です。

試合は40分間で行われ、前後半20分のプレーイングタイムが設けられています。規定時間内で勝敗がつかない場合にはPK戦が行われ、決勝戦については10分の延長戦が実施され、その後でも決着がつかない場合はPK戦に突入します。

競技結果

大会初日には4試合が行われ、観客を魅了しました。特に、アグレミーナ浜松が地域チャンピオンチームのミキハウスFCを破り、同大会での初勝利を収めたことは注目に値します。昨年度3位のエスポラーダ北海道は、バサジィ大分に惜敗し、早期敗退となります。府中アスレティックFCはデウソン神戸に勝利し、フウガすみだもバルドラール浦安との試合に勝ち、これで3年連続してFリーグのチームを撃破しました。

準々決勝では名古屋オーシャンズがアグレミーナ浜松を4-0で下し、圧倒的な強さを見せました。同じく湘南ベルマーレは大分に勝利し、連続して準決勝に進出。府中アスレティックは町田を3-1で破り、シュライカー大阪もフウガすみだとの接戦を制し、次のラウンドへ進みました。

準決勝では、名古屋と湘南の再戦が実現し、名古屋が5-2で勝利。もう一試合は府中がシュライカー大阪を下しました。この結果、名古屋オーシャンズと府中アスレティックが初めての決勝進出を果たしました。3位決定戦ではシュライカー大阪が湘南ベルマーレを3-1で制し、3位に輝いています。

決勝戦の展開

決勝に進出した名古屋オーシャンズと府中アスレティックが対戦した試合では、名古屋が5-1で圧勝し、4連覇を達成しました。特に、ラファエル・サカイと森岡薫がこの大会を通じて3試合連続の得点を記録したことが印象的でした。名古屋の強さとレベルの高さを再確認できる大会となりました。

まとめ

Fリーグ オーシャンアリーナカップ2013は、名古屋オーシャンズの圧倒的なパフォーマンスが光る大会であり、地域フットサルの盛り上がりを象徴する試合が多数展開されました。今後のFリーグの発展にも期待が高まります。

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