F-52B

ドコモ らくらくホン F-52B

ドコモ らくらくホン F-52Bは、FCNTが開発したNTTドコモの5G対応スマートフォンです。らくらくホンシリーズとしては初の5G対応端末であり、富士通の携帯電話事業撤退後初のモデルでもあります。従来のらくらくホンの使いやすさを継承しつつ、最新技術を搭載した意欲作です。

主な特徴

5G対応: らくらくホンとして初めて5Gに対応し、高速通信が可能になりました。
大画面・高解像度ディスプレイ: 5.0インチFull HD+ディスプレイを搭載し、画面がより大きく、より美しくなりました。村田製作所との共同開発により、タッチ一体型ディスプレイの背面に圧電フィルムセンサ「Picoleaf」を搭載し、従来のらくらくスマートフォンと同様に「らくらくタッチパネル」を実現しています。
大容量バッテリー: 3,400mAhの大容量バッテリーを搭載し、電池持ちが向上しました。
おまかせズーム: スライダーで拡大率を調整できるほか、ユーザーの使用状況を学習し、自動で最適な拡大率を表示するようになりました。
充実のサポート機能: 「らくらくホンセンター」や「らくらくコンシェルジュ」に加え、困った時の診断サポート機能も搭載されました。これにより、設定の自動変更や改善策の提案を受けられます。
詐欺対策の強化: 迷惑電話・メール対策機能に加え、フィッシング詐欺警告機能も搭載されました。注意喚起のみの機能ですが、安全性を高めています。
ニューノーマル対応: マスク着用時のこもった音声を補正する「マスク補正モード」や、小さな声を自動的に大きくする「はっきりマイク」を搭載し、よりクリアな音声での通話が可能になりました。
2眼カメラ: らくらくスマートフォンシリーズ初の2眼カメラを搭載し、マクロ撮影が可能になりました。ホームボタンには指紋認証機能が内蔵されており、ロック解除が簡単に行えます。
健康サポート機能: 製薬会社エーザイが開発した脳の健康度チェックツール「のうKNOW」をスマートフォンとして初めて搭載しました。これにより、トランプを使ったチェックで脳年齢や脳の健康度を把握できます（年4回まで無料）。
かんたん画面出力: 市販のワイヤレスディスプレイアダプタを利用し、テレビなどに簡単に画面出力できます。
ワンセグテレビ: ワンセグテレビ機能を搭載しており、付属のイヤホンケーブルをアンテナとして使用することでテレビ視聴が可能です。

歴史

2021年10月6日: 2021-2022冬春モデルとして開発が発表されました。
2022年2月14日: 発売日が発表されました。
2022年2月24日: 発売開始となりました。

アップデート情報

最新のアップデートを適用することで、過去のすべてのアップデート内容が反映されます。ただし、2022年10月31日のアップデートが未適用の場合は、先にこのアップデートを適用する必要があります。

主なアップデート内容:

2022年4月20日: カメラアプリの不具合修正、スクリーンショットの不具合修正、セキュリティパッチ更新。
2022年7月26日: スケジュールアプリの不具合修正、セキュリティパッチ更新。
2022年9月5日: ホーム画面の配色テーマ追加、ニュースアプリ「News Suite」搭載、電話帳アプリの不具合修正、セキュリティパッチ更新。
2022年10月31日: まれに電源再起動を繰り返す不具合の修正、セキュリティパッチ更新。
2023年1月16日: アプリのデータ使用量確認時の不具合修正、セキュリティパッチ更新。
2023年3月14日: 品質改善、セキュリティパッチ更新。

関連情報

F-41A: 本機種の前モデルにあたる端末。
らくらくホン: シニア層向けの使いやすいスマートフォンシリーズ。

外部リンク

らくらくスマートフォン F-52B|ドコモ らくらくホン・あんしんスマホ｜製品｜NTTドコモ
らくらくスマートフォン F-52B - FMWORLD.NET(個人) :FCNT

この機種は、シニア層にとって使いやすいだけでなく、最新の技術も搭載したバランスの取れたスマートフォンと言えるでしょう。

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