FCシビル・
ノヴォシビルスクは、
ロシアの
ノヴォシビルスクを本拠地として活動していた
サッカークラブです。
1936年にブレヴェストニク・
ノヴォシビルスクとして創立され、その後、数々の名称変更を経て、2006年に現在のFCシビル・
ノヴォシビルスクという名前に落ち着きました。
ロシア国内には同名のアイスホッケーチームも存在します。
概要
クラブは
1936年に「ブレヴェストニク・
ノヴォシビルスク」として誕生しました。その後、「クリリヤ・ソヴェトフ」、「シブセルマシュ」など、時代とともにその名を変え、2006年に「シビル・
ノヴォシビルスク」となりました。2009年には、
ロシア・ファーストディビジョンで2位となり、クラブ史上初の
ロシア・プレミアリーグ昇格を果たしました。
2010年の
ロシアカップでは準優勝に輝き、優勝チームのゼニトが
UEFAチャンピオンズリーグに出場したため、繰り上げで
UEFAヨーロッパリーグへの出場権を獲得しました。2010年8月6日の抽選会では、
オランダの強豪
PSVアイントホーフェンとの対戦が決まりました。同年8月19日に行われたホームでの試合では、PSVに圧倒される時間が続きましたが、試合終了間際のロスタイムに劇的なゴールを挙げ、1-0で勝利しました。しかし、アウェーでの試合では0-5と大敗を喫しました。
リーグ戦では、開幕から苦戦を強いられ、その状況はシーズン終盤まで変わることはありませんでした。最終的に最下位の16位となり、わずか1年で
ロシア・プレミアリーグから降格することとなりました。
2018-19シーズンには、
ロシア・ファーストディビジョンで18位となり、3部リーグへの降格が決定。クラブはプロライセンスを申請しないことを決断し、その後、新たにFC
ノヴォシビルスクが設立されました。
クラブ名の変遷
1936年-1937年: ブレヴェストニク (Burevestnik)
1938年-1956年: クリリヤ・ソヴェトフ (Krylya Sovetov)
1957年-1965年: シブセルマシュ (Sibselmash)
1970年: SETM (Siberian Electrical Heavy Engineering)
1971年: ジェルジネツ (Dzerzhinets)
1972年-1991年, 1993年-1999年: チカロヴェツ (Chkalovets)
1992年: チカロヴェツ・フォクミス (Chkalovets-FoKuMiS)
2000年-2005年: チカロヴェツ1936 (Chkalovets-1936)
2006年-2019年: シビル (Sibir)
タイトル
国内タイトル: なし
国際タイトル: なし
過去の成績
(記載なし)
歴代所属選手
デニス・ラクチオノフ (2008-2009)
ドミトリ・ボロディン (2008)
外部リンク
シビル・ノヴォシビルスク公式サイト